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木を見下ろすことは
あまりない


地面にもくっついているし
触れる高さに幹があるというに


生き物の多くが1番高いところに顔がある
私達は木の顔を見ようとしてる?
それとも人は
てっぺんを見たいだけなのだろうか

山に登り
出世を望み
チャンピオンになりたいと思う様に
この木のてっぺんを見ようと
見あげるのだろうか

何を履き違えていたのか
分かっていたことではないか
谷の言うように
てっぺんまで行く必要などない
触れる高さの幹を
見ていればいいじゃない
いつまでも見ている為に
私が変わっていけばいいじゃない
例え今参っていても

木は其処に在る

キコリが休暇なら

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