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創作と私の人生と

何気なくnoteを見ていたら、こんな素敵な企画記事を見つけた。

https://note.com/info/n/ncbc2cc46771e

「つくることはたのしい」、
本当にその通りで、何かを思い浮かべてそれを具現化しようとする過程はめちゃくちゃ楽しい。
更に言うと、出来上がったものを誰かに見てもらうのは嬉しい。
もっと言うと、出来上がったものが誰かに「いいね」と言われるのはすごく嬉しい。

私にとって創作は何か。
数ある趣味から創作に関するものを引っ張り出すと、
・小説執筆
・お絵描き(最近やってないけど)
・編み物
これくらいだろう。
編み物に関しては「編み図から作る」という域にまだ達していないので、二次創作みたいなものだろうか。
それでも、糸や色の組み合わせは自分で選んでいるし、何より作っているのは自分なので、立派な創作だと言わせてほしい。

さて、壮大なタイトルにしてしまったが、
創作は私の人生に大きな影響を与えていると思う。
というか、根幹になっている。

幼稚園生の頃のお絵かき帳にはどのページにも、○や△などの記号で作られたオリジナルキャラクター達やアンパンマンなどがいたり、
小学生の時は小説と漫画両方を楽しんで書いていたり、
中学生になるとルーズリーフ100枚を数セット使って長編小説を書き上げたり、
中高生の頃から「二次創作」にがっつりハマりだし、
高校生の頃に一時期編み物に手を出して、
20歳頃、とあるイベントで友人との合同誌を出させてもらい、
今現在は世間の荒波に揉まれたり逃げたりしていながら上記三つの創作活動を続けている。

語り出すと長くなってしまうので、
①お絵かき
②小説
③編み物
にカテゴリ分けをして綴っていきます。

初めましての方も、何度目ましての方も、
私の人生に興味がある方はよかったら読んでいってください。

①お絵かき

初めて絵を描いたのはいつだったろうか。
引越しの時に処分してしまい今手元にないのだが、幼稚園生の時に使ってただろうお絵かき帳にはそれこそ色んなキャラクター達がいた。

へのへのもへじだったり、
パーツが〇や△だったり、
ミミズのような文字で「こんにちは」と喋ってたり。
オリジナル以外にも、当時好きだったアンパンマンや、テレタビーズのキャラらしきものもいた記憶がある。
ちなみにテレタビーズは当時も今もポーちゃん(赤い子)推しである。
テレタビーズの作中に出てくる「タビートースト」というパンケーキらしき食べ物がめちゃくちゃ美味しそうで、お絵かき帳に何度か出現していた。
今でも食べられるものなら食べてみたいタビートースト…………

話がテレタビーズの方向に脱線してしまうので、
小学生の時の話に移ろう。

小学生の時、高学年以前は「ちゃお」「りぼん」「なかよし」を、高学年以降になると少年漫画をコミックスで読むようになった。
とにかく漫画を読んで、いいなと思った絵を真似して描くようになった。
きっかけは、「ちゃおスララ」という玩具である。
左側に元絵を置いて真ん中にプラスチック製の板をセットし、その板によって右側に置いた紙に元絵が映し出されるのでそれをなぞって描く、
模写にはうってつけの道具だ。

タカラトミーの商品紹介ページは見つかったけれど、今でも売っているのだろうか。
簡易トレス台が付録になっちゃうような時代だから、もしかしたら廃れていくのかもしれない。
その付録目当てにちゃおを買い、実際に使ってみた時「すげぇ時代になったもんだ」という言葉が思わず口から飛び出たのを覚えている。

とにかく、その「ちゃおスララ」を友人宅で体験し、欲しくなって買ってもらい、それでどんどん模写をし、気づけば自分で漫画を描いていた。
A4用紙や裏紙に描かれた物語は、ファンタジーだったり恋愛ものだったり日常ギャグ系だったりした。
登場人物は何かの生物だったり、動物だったり、人間だったりした。
幼少期から動物中心のディズニー作品(「バンビ」や「わんわん物語」)とかテレタビーズとかが好きだったので、多分その影響で人間以外も好んで描いていたと思う。

中学生になると、「ONE PIECE」「鋼の錬金術師」にハマり、そこで二次創作を知った。
好きな作品の同人誌を読んだり、自分もイラストや小説を書いたりした。
友人から「D.Gray-man」をオススメされてからは神田ユウばかりを描き、授業のノートにはたまにティムキャンピーが出没していた。
「テニスの王子様」にハマってからは菊丸先輩と不二先輩も描いた。そのおかげで友人が増えた。
「るろうに剣心」にハマると剣心も描いた。推しは左之助だけれど、画力不足で描けなかった。

ところで二次創作、その中の「同人誌」に「BL」というジャンルが存在するのだが、
私がそれを当時から描いているかどうかはまぁ察してください。

二次創作にハマるとオリジナルキャラを描くことは少なくなり、色んなキャラクター達がお絵かき用ノートを埋めつくしていた。
時にはノートではなくスケッチブックを買った。
残っているものだけでも合わせて10冊はある。
面白いことに大抵キャラが流血していたり包帯を巻いている。
今でも治らない厨二病の発症と色んなフェチズムの芽生えは多分この頃からである。

高校生以降はそれこそ色んな作品のキャラを描いていた。
漫画を描くことがちょっと煩わしくなったので、二次創作は小説かイラストかになっていった。

そして現在、あまり絵を描くことはない。
描こうと思うようになればそのうち描くと思う。

最近描いた絵を貼って「お絵かき」のカテゴリを終わろうと思う。

「けものフレンズ」のアライさんを描いたんだけど圧倒的画力不足でぴえんなのだ


②小説


小説を初めて描いたのはいつだったか覚えていない。

小学生の時に「小説を書いてみよう」という授業があって、そこで冒険譚を書いたのは覚えている。

確か巨大ナメクジと対峙して塩を振って溶かしたというオチだった。

(先生に「よく知ってたね」と感心されたが、当時の自分はその辺の知識がなく、ただ「塩振れば溶けるかなー」と思って書いた。偶然ってすごい)

その授業がきっかけだったのか、それとも元々書いていたのか覚えていないけれど、漫画を描くのも小説を書くのも当時の自分にとってあまり違いはなかったと思う。

中学生になり、授業を受けていて急にアイデアが降ってきた。
これを漫画にするのは難しそうだぞと思い、ルーズリーフを新たに取り出してそこに小説で書き始めた。
これが全ての始まりである。

主人公が様々な人と出会い、己や世界の運命と向き合うファンタジーバトル小説は、気づけば第3話まで書いていた。
1話50ページ前後からなるその小説は、友人や後輩に見せるようになり、1年かけて最終話まで執筆した。
入念に調べ物をし、入念に話を練り、キャラの掘り下げを主人公以外のキャラでもやったのは、その小説が初めてだった。

今でも小説を書く時は、その時の体験が支えになっている。

それ以降は、前述の通り二次創作にどっぷりハマり、様々な妄想を文字にして書き散らした。
高校生まではルーズリーフを使っていたが、ネットにアップロードするようになってからはスマホのメモ帳機能で充分になった。
今ではオリジナルでも二次創作でも、執筆専用のメモ帳をダウンロードして使っている。
文字数が分かるのでかなり便利である。

最後に、今Twitterで不定期連載している小説のリンクを貼ってこのカテゴリを終わろうと思う。


③編み物

初めて編み物に触れたのは、意外にも幼稚園生の時だった。
当時、割り箸を折ったものをいくつか牛乳パックに取り付けた簡易リリアン編みを幼稚園で教わった。
小さい時から手作業が好きな私はあっという間にハマった。

それからというもの、小学生になってそのリリアン編みのやり方を忘れてしまった。
そこで、図書館で「指編み」の本を発見し、これだ!!とピンと来て早速チャレンジしたのである。
だが、なかなか思い通りにはいかず、すぐやめてしまった。

そして中学生になり、かぎ針編みにチャレンジした。
きっかけは「ブラック★ロックシューター」というアニメで、登場人物の一人が鎖編みでブレスレットを編んでいたのを見た私はすぐ手を出した。
鎖編みはかぎ針編みの基礎中の基礎の編み方で、簡単に会得出来た。
私が編んでいたのを見ていた後輩から「欲しいです」と言われ、プレゼントしたのを覚えている。

それからしばらくして、父方の祖母から編み物関連の本を数冊もらった。
けれども当時の私は編み図が全く読めなかったので、目を通してどこかにしまってしまった。

高校生の時に棒針編みにチャレンジした。
経験がある母から色々助言を貰い、本を買って、その中に「ゴム編みのマフラー」のレシピがあったのでそれを見ながら編んでいった。
けれども糸始末の方法がわからず、放置してしまっている。
今なら糸始末ができるけれど、どこに行ったんだか……

それから数年後、母方の祖母から、かぎ針で編むアクリル毛糸たわしの編み方を教わった。
祖母オリジナルの編み方なのかどうかは分からない。
丸く編んで模様を作っていくやり方で、主に長編みを使う。
今でもたまに編んでいる。
そろそろ知り合いの誰かに貰ってほしいくらいに溜まってきている。
タダで……タダで送るので…………

そして現在。
コロナ禍で外出自粛が声高に叫ばれているこのご時世、私は編み物ブームが再来していた。
ゲームばかりしていても飽きるので、もう一つのインドア趣味として大いに役立っている。
でもコロナ禍が無事おさまっても恐らく編み物をしているんだろうなぁとは思う。

最後に、最近編んだものの写真を貼ってこのカテゴリを終わろうと思う。



長々と綴ってきたが、創作は私の人生の根幹だ。
創作なしでは生きられないと思うし、創作することをやめた人生なんて考えられない。

楽しいこともあったが、しんどいこともあった。
でもこれからはこれまで以上にしんどいことがあると思う。

それでも、気楽にやっていけたらなと思う。
欲を言うなら、私が作ったものが誰かに「いいね」と思われるのが嬉しいのだが……
自分も誰かも楽しい創作をしていきたい。

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