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今、文豪たちが生きていたら? |マンガ『めぞん文豪』
芥川先生への愛があふれる太宰治がとにかくかわいい。
史実においても同じくかわいい(と私は思っている)が、このマンガにおいてはその描写があからさまで、かわいさが増し増しになっている。
表紙を見たらわかるように、舞台は、スマホやSNSがふつうに使われている現代。
菊池寛が作家を支援するために作ったシェアハウスで、武者小路実篤や坂口安吾、石川啄木、川端康成(!)が暮らしており、いろいろあって太宰もそこに住むことになって…という話です。
主人公は太宰治。
彼のスマホの待受は、大好きな芥川先生の写真。
部屋には芥川先生の写真を写真立てに入れて飾り、話しかける。
夢の中で芥川先生に会い、「よく頑張りましたね」と頭をよしよししてもらう。
辛いことがあったら、「芥川先生、どうしたらいいですか?」とボロボロ涙を流して泣き、また夢のなかで励ましてもらい頭をぽんっとしてもらう。
かわいすぎませんか?
私だけ?
ほかにも、SNSで鬱つぶやきを投稿して周りを心配させたり、フォロワーがたくさんいる川端康成を炎上させようと隙を狙ったり、志賀直哉と喧嘩したり。
現代に生きてたらこんな感じか〜(^^)
と、ニコニコしてしまいました。
そして、絵もかわいい。
特に、いじけている顔の太宰。
ボロボロ泣いている顔の太宰。
芥川先生は端正な顔立ちのイケメンで描かれている。
はぁ〜
私も、芥川先生に、 よしよし してもらいたいです。
毎日、頑張ってるね、って。
.…。
今日は、このことを言いたいがために記事を書きました。
おわります。
*Kindle Unlimitedで、1巻読めますよ!
(よしよし、シーンあります)