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私はアニメに勇気づけられている|自分が自分らしくあるために

突然だが、私はアニメが好きだ。

なぜ好きなんだろう?

アニメを見ると、いろんなキャラクターの考え方、生き方を自分のなかにインストールできる気がする。

いろんな人のいろんな生き方。
現実にはちょっといなさそうな極端な人でも、なんだかんだ存在を許容されて、仲間と一緒に生きている。
むしろ、やっかいな性格の人ほど重要な役割を担ったりもする。

え?こんな自由に生きちゃっていいの?
え?こんなふうに生きてもみんな怒らないの?むしろ仲良くしてる。

…うらやましい。


ああ、私もこんなふうに生きてみてもいいのかもしれない。


和を乱す人は嫌われる。
空気を読まないと嫌われる。
おとなしくしないといけない。
我慢しないといけない。

私が勝手に嫌われる人像を作り上げているだけで、世界は実はもっと自由なのかもしれない... アニメはそう思わせてくれる。


最近新しくインストール(?)したのは、Dr.STONEの千空
仕事で「これはやばいぞ?」と焦るとき、心のなかでつぶやく。

そそるぜ これは…


ニヤッと笑う千空が頭に浮かぶ。

「そそるぜ これは...」は、Dr.STONEの主人公 千空が、ほぼ毎回のようにつぶやく口ぐせです。傍から見たら絶体絶命的な場面でも、科学の力でなんとかしてやんぜ、という強い意思が感じられる言葉です(そしていつもなんとかなります)。

筆者なりに解釈した説明です


これをつぶやくと、なんとかなりそうな気がしてくる。
ばかみたいだけど、気持ちが変わる。

くよくよした考えにはまりそうなときも、「千空はこんなこと考えないんじゃない?」と考えると、さて、この状況をどうしようか、と冷静になる。

うむ。すごいじゃん、千空。


あと、本当の自分を隠して取り繕ってヘラヘラする自分が嫌になったときは、銀魂の桂さんにお世話になった。
というか、いまもお世話になっている。

桂さんは、イケメンだけど、基本無表情かつ空気を全く読まず、真面目すぎるが故に行動がおかしい人です。
※桂さんはふざけているわけじゃない!まじめなんだ!まじめすぎておかしい行動をとっちゃうんだ(かわいい)と友人に話したら、「え?ふざけてるよね」と不思議がられました。

無表情でも許容されるなら、少なくとも私も無理に笑わなくても大丈夫だよね、無理に自分を作らなくてもいいよね、と言い聞かせている。
心がふっと楽になる。
本当に無表情でいるかどうかは別として、心のなかに桂さんを入れておくと、相手と自分の間に1枚板が入ったような感覚でほどよい距離ができて、「自分」を保つことができる。



ほかにも好きなキャラクターがたくさんいる。みんな、自分にとって「素敵だな」と思うポイントがある。
彼らは架空の人物だけど、少なくとも自分にとっては、弱い私を勇気づけてくれる友だちのような存在だ。

アニメを見るたびに友だちが増えていく感覚。それに伴って、困ったことにグッズも増えちゃうんだな…

部屋の片隅に置かれたグッズたちを見ると、「また増えちゃったな」と思うと同時に、「がんばれ〜」と言われているような気もして。

こんな記事書いていたら、現実世界に友だちいなくて寂しい人だね頭おかしいねと思われるんじゃないかということがずっと頭をよぎっているけど、それはそれでそう思ってることも全部書いちゃおう。

なんてったって、このnoteは誰のためでもなく自分のために書くともともと決めていたのだから。

私はアニメのキャラクターに勇気づけられている。

元気をもらっている。

自分が自分らしくあるために、いろんな引き出しをもらっている。

そういうことなんだ。

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