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【正月明けの倦怠感】

明けましておめでとうございます。
Umito / カラダ・コンサルティングの山本健太です!
理学療法士の資格を持って地域で予防の活動に取り組んでいます!

・睡眠について最低限知っておいてほしい情報
・睡眠習慣を見直す情報 を発信します!

前回は、睡眠中のエネルギー消費についてお伝えしました!今回は、正月明けに感じる倦怠感ついて考えていきます!

年末年始に崩れるもの

正月明けの仕事や学校は、朝がなかなか起きられず、頭が回らりにくく、昼間も眠くなることがあると思います。年末年始に長期休みなく働いている方にとっては、何のこと?と思われるかもしれません。年末の年越しから、お正月もおめでたいことで深酒をすることも多いでしょう。そして、次の日も休みなので遅くまで眠っている方が多いのではないしょうか。この日常と異なる生活習慣により生体リズムは乱れていきます。

生体リズムは、起床時間を基準にリセットされて動き出します。いつもと遅い時間に起きれば生体リズムも後ろ倒しとなり、身体の生理機能の働きも遅くなっていきます。その影響で、夜眠くなる身体の準備が完了するタイミングも後ろ倒しとなってしまいます。それを繰り返すことで生体リズムは元の日常生活からどんどんかけ離れたものへとズレていきます。

健康リスクへの影響

この現象を社会的ジェットラグと呼びます。この社会的ジェットラグの状態では、様々な健康リスクを招きます。食欲は増進し、インスリン抵抗性が高くなるので、糖質の処理に大量のインスリンが必要となります。このためか、肥満を促進するとの報告もあります。また、HDLコレステロールの亢進や認知機能の低下、気分障害を引き起こすと報告するものもあります。

正月明けに辛い思いをしなくて済むように、夜遅くなってもなるべく起床時間はズラさないようにしましょう。また、すでにズレてしまっている人は今日から調整してみてください!それで睡眠時間が不足して日中眠くなった場合は、昼寝でチャージしてください。ただし、昼寝で寝過ぎないよう長くても30分にとどめて夜出来るだけ早く寝るようにしてください!

年初めからいいスタートダッシュを切りましょう!
今年もよろしくお願いいたします。

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