コスタリカ タラス ウオッシュト中煎とりんごのタルト
パウダーっぽい濃厚さがある。軽やかな酸味、柑橘を思わせる酸味がきて、さっといなくなるように切れる。そして、コクと細かい苦味、豆の香りが持続する。
ほどよく温められたりんごのタルトに秋を感じる。
りんごのほのかな酸味とコーヒーの酸味が同調し、タルト生地と豆の香り、コーヒーのマットなテクスチャがよく合う。
コーヒーが少し冷めると、コクが上がり、少し紅茶のような燻した香りが出てくる。酸味まろやかになって後口にある。余韻も長い。
2021年11月 カフェ・デ・コラソン(京都・西陣)にて
この記事が参加している募集
いただいたサポートは、本や資料を買い、酒と食の取材旅行に出かけ、地域で対話して知見を深めるために使わせていただきます! 何より応援していただくことが書くことのモチベーションになります。よろしくお願いいたします!