あがり症、あえて食堂でご飯を食べるワケ
人から「意外」と言われることが多いのですが、実は昔からかなりのあがり症。
人前で話すと緊張して声も手も震えてしまうし、大人になり職業訓練に通っていた時も、何かの講習で本読みをさせられた時にすごく震えて全然読めなかった。
また、1人で外を歩くことも緊張してしまい、向かいから人が歩いてきたらどこを見て歩いたらいいのかわからず挙動不審になってしまう。
調べたところ、こういった感じで人目を気にして極度に緊張してしまう状態は"社交不安障害"っぽい。
一時期はクリニックに通うことも考えましたが、社交不安障害であると診断を受けたら余計に気持ちが弱くなりそうな気もして、なんとか自分で改善できないかと思い無理のない範囲で緊張を感じる場にあえて行くようにしている。
以前、自分のご機嫌取りとしてスタバに行くことを紹介したが、当初は緊張に慣れるためという目的もあって、初めてスタバに1人で行った日は、緊張してコーヒーが半分ぐらいしか飲めなかった。
テーブルからマグカップを取る動作、コーヒーを飲む動作、飲んでからテーブルに置く動作、全てを過剰に気にしてしまい絶対ロボットみたいになっていた。
今ではスタバに行って1人で席を取ったりコーヒーを飲んでリラックスできるようになったけど、それでも入店前はドキドキしてしまうので完全に人目を気にしなくなることはまだまだ難しい。
スタバだけでなく、食堂でお弁当を食べることも私にとってのトレーニングの1つ。
今年から働いている職場にはビル全体の社員が集まる食堂があるので、あえて1人で食堂に行きお弁当を食べるようにしている。
ぎこちない動作でご飯を口に運ぶこともあるし、緊張で完食できない日もあるが、1人ご飯は自分のペースを守れるというメリットもあるし、今のところ食堂でのランチを辞めたいと思ったことはない。
今日は久しぶりの出社。
スムーズに食べることや、完食することはあまり気にせず、とにかく今日も食堂に行ってみよう。
端っこの席取れると良いなあ。