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3月11日 返事②

セフレなどのことがわかって、続けるよと伝えた後はなんだか眠れなかった。途中ラインを見たけれど既読にはなっていなかった。
少ない睡眠時間をとり朝ラインを確認したら既読になっていた。
読んでくれたんだなと思った。
それならいいやと思った。

Mさんからは昨日は悲しませてごめん、と来た。
そう言う気づかいもしてくれる人なんだなと思った。
他の人にもしてきたようにトークルームを消してしまおうとは何故か思わなった。
こまめに返事もくれるし、何より私のこの性格に振り回されることなく大人な対応をしてくれる。
Мサンにはちょっと元気のないラインを送ってしまった。
まだ心の中は整理できていなかったし。

そうこうしていたらラインが入った。
見たら、あの人からだった。
潔癖なあの人らしい返事だった。
すごく嬉しいというよりは考えてくれたんだなと言うことが嬉しかった。
ありがとうともなんにも返さなかった。

さて、Mさんと私が続くにはなにが必要なんだろう。
私はМさんの過去を詮索する必要があるのか。
Mさんは私のあれこれを聞いたりしない。
私にも言えない過去がある。

Mさんは結婚はしないと言っていた。
私はそれはそれで良かった。もう名前を変えるわずらわしさはこりごり。
会った時に話そうと思ったと。
いやいやそれは先に話してくれて正解。
たとえそう思っていても会った時に話されたらなんとなくいや。
じゃあ何したいのよ、って言いたくなる。

ラインのアイコンやバックの写真はどうみても一軒家で、家庭の写真って感じ。結婚はこりごりと言っていたけれど、20年前のことはそうは言わないはず。たぶん同棲というか、していたような気配がした。
それも過去だ。

そんな過去の積み重ねで今私たちは出会ったわけで。

いつも思うのは、どこまで踏み込んで話せばいいのか。
Mさんはすぐに会いたいとは言っていない。
たぶん私が思っていたやり取りを重ねて、のやり方なんだろう。
そして私はMさんにひっぱられている。
少しずつ絡め捕られている感じ。
悪くはない感じ。(笑)

写真は送ってある。

私の中のメンヘラの部分。
それが何回も登場してしまう。
疑いだすとあれもこれも気になり、本当は私のことはセフレと思ってるんだと思い出す。

怒りもしないで受け止めてくれる。
ある朝は(前の夜、また私が変な事を言ってしまった)

やらなくていい事はやらない事。
やらなくていい取り越し苦労はしない事。

とラインが来た。
はい、やらなくていい詮索してました。ばれた?
もしかしたら、ばかり考えてました。

こんなに心が広い人はいなかったかもしれない。
いや、いなかったな。
その後も何度かまた変な事を言い出しても受け止めてくれた。

もしもこの人が私を騙しているのなら、もうそこまで受け止める必要もないだろう。
まさかここまでめんどくさいとは!と。笑笑

わたしはたぶん、恋に落ちてしまったかもしれない。
落ちてしまったんだろう。

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