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始業式当日に意識すること

もうすぐ始業式ですね。ワクワクしていますか?それとも、不安な気持ちが大きいですか?子どもたちもワクワクしたり、ドキドキしたりと様々な思いを抱いて登校してきます。
そんな始業式に私が意識していることが3つあります。

①子どもたちにこれからの学校生活が楽しみだと思ってもらうこと
②子どもたちの不安を取り除くこと
気になる“あの子”“保護者”と関わること

①これからの学校生活が楽しみだと思ってもらうために・・・

始業式当日の子どもたちのビックイベントといえば、クラス替えと新しい担任の先生の発表です。多くの子どもたちが、「優しい先生だったらいいな」「面白い先生だったらいいな」「楽しい雰囲気の先生だったらいいな」と思っているはずです。下校までに、子どもたちがそう感じられたら、これからの学校生活が楽しみだと思えるはずです。

担任の先生を知る時間といえば、学級開きの時間です。その際に、自己紹介をして、趣味や特技、好きな◯◯について伝えましょう。自己紹介の方法は様々だと思いますが、私はスライドを使います。

☆スライドのメリット
・写真や動画を使えば、分かりやすさがアップする
・クイズにすれば、楽しさがアップする
・毎年使い回せる←これ大事!

私の趣味は、スキューバーダイビングです。海の中で出合った生き物(ウミガメ・サメ・マンタ・タコ・ナポレオンフィッシュなど)をクイズにしながら紹介します。
そうすると、多くの子どもたちは、家に帰ってから
「◯◯先生の趣味は、スキューバーダイビングらしい!サメと泳いだことあるねんて!すごいよなあ!」とお家の人に報告してくれます。担任の先生の話を楽しそうに報告する我が子を見たら、保護者も安心できますよね。
また、どんなクラスにしたいのか先生の想いも伝えるようにしましょう。

時間に余裕があれば、学級通信を出すのもいいと思います!

②不安を取り除くために・・・

①の自己紹介を楽しく行えば、大抵の不安はなくなるかと思いますが、学年の先生たちがどんな1年にしたいと思っているのかを知らせたり、1年間の見通しを持たせることも大切です。

そこで!できるだけ、始業式当日に学年開きを行いましょう。(時間的に厳しいのであれば、次の日に行いましょう。)
学年目標や行事などを共有すれば、子どもたちの不安も軽くなっていくはずです。

こちらのスライドを参考にしてみてください。

③気になる“あの子”“保護者”と関わる

【気になるあの子】
引き継ぎの際に聞いたクラスの中の気になる“あの子”や“クラスの中心となる子”。その子たちとは、早めに信頼関係を築くことが大切です。
「◯◯さん!教科書運ぶの手伝ってー!」
「◯◯力持ちやな!すごいやん!」
などと積極的に声をかけましょう。また、チャンスがあれば褒めてあげましょう。

始業式までに余裕があれば、クラス全員の名前を覚えて、色々な子と関わってみましょう。その時に名前を呼んであげるといいと思います。

【気になる保護者】
・過去のトラブルで学校に不信感を抱いている保護者
・何かあるとすぐ連絡をしてくる保護者
・不登校ぎみで我が子との関わりに不安を抱いている保護者
・転校生の保護者
など、気になる“保護者”が、クラスの中にいた場合は、その子どもと一緒に下校し、とびっきりの笑顔で挨拶をするようにしています。


「はじめまして。担任になりました◯◯です!1年間宜しくお願いします。何かありましたら、何でもご連絡してきてくださいね。」

「何かあるとすぐ連絡をしてくる保護者」に対しても、「何でもご連絡してきてください。」と先手を打っておきます。

一言挨拶をしに行くだけで、今後、気になる“保護者”と関わりやすくなります。

始業式当日は、やるべきことが盛り沢山です。
余裕をもって行動できるように、学年の先生と予定をしっかりと確認し、手帳にメモするなどして漏れのないようにしましょう。
子どもたちが帰った後は、ホッとするかもしれませんが、その前に
・個人情報の確認
・話した内容メモ(誰とどんな話をしたのか)
もしましょう。始業式当日に関われなかった子たちとは、次の日に関わるようにしましょう。

では!🐢


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