見出し画像

【中医学】冬のアトピー敏感肌 体全体が痒くて粉をふく

【相談】
冬になると体全体がチクチクして、乾燥と痒みがあります。
保湿剤を塗るのは面倒です。

【結論】
ボディーソープやめたらいいかも。
当たり前を疑ってみましょう。

イベントお知らせ
【中医薬膳学 無料プレセミナー】
花粉症を中医学で読み解く&ワンパンおうち薬膳
2025年3月8日(土)11:00~13:00
オンライン・会場(大阪市内)ハイブリッド配信
申し込み:こちらのHPリンクから


1)思い込みを捨てる

「お風呂では、石鹸やボディソープを泡立てて洗う」何の疑いもなく子供の頃からやっていました。

アトピー肌の息子に
「石鹸がチクチクする」と言われてから、石鹸に疑問を持ち始め手作り石鹸教室に通いました。

手作り石鹸教室の先生は、アトピーの息子さんのために手作り石鹸を作り始めたそうですが。

『そもそも毎日お風呂で石鹸を使って皮脂を落とす必要があるのか?』
『お風呂上がりに、息子にベタベタに保湿剤を塗る必要があるのか?』

今まで何の疑いもなくやっていたことを辞めてみたそうです。
すると子供の乾燥肌が良くなり、お風呂を嫌がらなくなりました。

2)肌の乾燥と痒み

乾燥の原因は、2つあります。
外側の要因と内側の要因。

外側の要因とは、冬は、夏に比べて湿度が低下するための乾燥。
内側の要因とは、むくみが固くなり血の巡りが悪くなるための乾燥。

血は、栄養と潤いを運ぶので、皮膚表面まで栄養と潤いが届かなくなり、乾燥します。

痒みは、血の巡りが少ない時に起こります。

3)お風呂上がりに顔が突っ張る

これは、自分の保湿力以上に皮脂がとれた場合に起こります。

例えば、クレンジングと洗顔。
メイクの脂以上に顔の皮脂まで過剰に落としている状態のため、お風呂上がりに肌の突っ張りが起こります。

「いや、顔めっちゃテカるねん、夕方なるとテッカテカやねん」
という人。

皮脂が多いというより、潤い(水分)が少ないのです。
潤いは、血が運んでくれます。

顔を触って冷たい人は、顔の血の巡りが悪いです。

近所に住むおじいちゃんたちが、意外と肌がきれい。
我が家の85歳の父もお肌ツルツル。
高級化粧品を頑張って塗っている母は、シミだらけ。

60年連れ添い、同じものを食べている2人の違いは、顔の温かさ。

父は、ほとんどシワもシミもなく、薄ピンクでいつも顔が温かい。
母は、シワとシミが多く、顔が冷たい。

4)乾燥対策として

・必要以上に皮脂を洗い流さない
・血の巡りを良くする

お風呂上がりに、顔や肌が突っ張るのは、必要以上に皮脂を洗い流しているサインです。

⚫︎必要以上に皮脂を洗い流さない
石鹸やボディーソープをやめる
市販のクレンジングオイルをセサミオイルに変えてみる
洗顔をやめてみる

⚫︎血の巡りを良くする
顔の筋肉を動かす
頭皮やデコルテのマッサージをする

まずは、思い込みや当たり前を疑ってみましょう。



いいなと思ったら応援しよう!

カワモト中医学薬剤師 【イマナカ健二中国医学協会】現役薬膳講師が教える中医学
サポートありがとうございます💖いただいたサポートは、noteの有料記事の購入に使わせていただきます🌸