【中医子育て術】周りのキラキラした子育てママと比べて落ち込んでしまう
【相談】
SNSで楽しそうに子育てしているママたちの発信を見るたびに、落ち込んでしまいます。
自分は、子供にいつもイライラして優しくしてあげられません。
そんな自分を責めてしまいます。
【結論】
責めちゃいますよね。
SNSでキラキラ子育てを発信している人が、いつもキラキラしているわけでなく、理不尽に子供に怒っている時もあるだろうとわかっていても、つい比べてしまいますね。
他人と比べてもいいんです。
でも、落ち込まなくてもいいんです。
どんなときに、子育てがしんどいと感じるのか、それを言語化してSOSを出せたらいいんです。
私の20年の山あり谷ありの子育てが、少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。
保育園の登園でいつも泣いていた長男
現在、22歳になった長男ですが、
保育園では、4月の入園から正月明けまでずっと泣いていました。
参観日、運動会、音楽発表会はもちろん泣いていました。
保育園の先生から
「こんなに長く泣いている子は初めてです。保育園の伝説ができました。」
ほんまよく泣いていました。
うちの子だけ。
今なら笑い話ですが。
みんなちゃんと歌って、踊っているのに。
ずっと泣いてるわ。イライラするよね。
朝起きた時からもちろん泣いていました。
ご飯も自分では食べないので、無理やりおにぎりを食べさせて。
あの頃は、私はいつもイライラしていたでしょうね。
保育園の制服を着せる時には、長男の登園イヤイヤはMAX。
もちろん夫は、そんなやりとりを見るのが嫌で、長男が起きる前にそっと家を出ていきます。
3歳の長男と1歳の長女と3人だけの朝が始まると、どんより気持ちが重い1日の始まり。
逃げることができない修行の始まりでしたね。
妹をベビーカーに乗せて、左手でベビーカーを押して、右手で泣きながら登園する長男を無理やり引っ張っていく。
たった5分の道のりがとても長く感じました。
雨の日は、ベビーカーに雨よけのカバーをつけ、1歳の妹を乗せ、傘をさしながら、足取りの重い長男をなだめすかしながら歩かせる。
子育てとは忍耐の修行かな。
大人になった長男に聞いてみました。
「あんた、何で泣いてたん?」
長男は、へへへと照れ笑い。
20年前の自分にアドバイスするなら
「1人で抱え込まずに夫にSOSを出しなさい」
子育ては、チーム戦です。
女が家事と子育て、男は外でお金を稼ぐだけの時代ではなくなっています。
この後、夫が家族の中に居場所がなくなる事態をその時は、知るよしもありませんでした。