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【中医学】コレステロールの薬を飲んでいるからといって安心していませんか?
健康診断で中性脂肪やコレステロールの値が高いと言われ、薬を処方されたという方「薬を飲んでいるから大丈夫」と思っていませんか?
実際、コレステロールを下げる薬を飲むと、血液検査の結果は確かに良くなります。
でも、そこで安心するのはちょっと待ってください!
薬で下がるのは「数値」だけです。
昨日食べた脂っこい食事の脂が体から消えるわけではありません。
1)体の中では何が起きている?
コレステロールは、私たちの体にとって必要なもの。
ホルモンや細胞膜の原料になる、大事な役割を担っています。
ただし、コレステロールが多すぎると、血管の中で脂の塊(プラーク)ができやすくなります。
その結果、動脈硬化や心疾患のリスクが高まるのです。
だからといって、薬でコレステロールの合成を止めるとどうなるでしょう?
実は、血液中の「コレステロールの原料となる脂」はそのまま残っています。
つまり、薬で数値を下げても、血管の中には脂がゴロゴロ浮かんだままなのです。
2)コレステロールを下げる薬の役割
コレステロールを下げる薬は、あくまで「コレステロールの合成を抑える薬」です。
これにより、血液検査の数値は改善され、血管の中でプラークが作られにくくなります。
しかし、薬ができるのはここまで。
「原料の脂が血管内に残っている」という現実は変わりません。
さらに、コレステロールが抑制されることで、男性ホルモンや女性ホルモンなどの合成にも影響が出てしまい、ホルモンバランスが崩れるリスクも。
3)薬は治療ではありません
ここで大事なのは、薬は「根本治療」ではないということです。
薬はあくまで「一時的に数値をコントロールするもの」。
血管の健康を取り戻すための「魔法の薬」ではありません。
4)では、どうしたらいいのか?
一番大切なのは、「生活習慣の見直し」です。
具体的には、医師や薬剤師から指導があったように、以下を意識しましょう:
• 食事:脂っこいものを控え、野菜や魚中心のバランスの良い食事を心がける。
• 運動:無理のない範囲で、ウォーキングや軽い筋トレを習慣化する。
• 適正体重の維持:肥満はコレステロールや中性脂肪の値を悪化させる大きな要因です。
5)まとめ
コレステロールを下げる薬は、あくまで「サポート役」です。
健康な体を取り戻すためには、自分自身の努力が必要不可欠。
自分を守れるのは自分だけです。
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