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【詩】放物線をえがく

冬の夜の凛としている
空気にそっと心をなでおろし

短いためいきも
きちんと白く
放物線をえがく

きちんと
そのことを述べない理由を
応えない言い訳を
かんがえていた

海をただよう
クラゲのような感情を

言葉に表すことは難しく
感情で示すことは簡単で

きれいごとを言うのは楽だ。

冬の夜の凛としている
空気にそっと心をなでおろし

短いためいきも
きちんと白く
放物線をえがく

君の感情も
この瞳に映れば
どんなにいいだろうか

代わりに
僕の心のうちを
すべてさらけだしても
いいから


【27歳の歩く道】


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