見出し画像

【詩】おもさ

寝起きのような
気怠さが続く日常に
何を求めているのか
わからずにさまよっている心

人生に嫌気をさしたとか
生きているのが辛いだとか
そこまでの心のおもさではなく

何気ない言葉のやりとりができる
人も誰もいない

ぼんやり吐く
白い息みたいな存在なった

このとき自分の
心のおもさを初めて知った



【32歳の記憶】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?