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【詩】アイスクリーム

小鳥の鳴く声で
朝が来たことが分かるくらい
時間の流れに逆らって
ひとつの物事を考えていた

確かめたいというか
単純につきとめたかった

そのことが
嘘なのか、
本当のことなのかなんて

まるで
アイスクリームみたいに
時間が経てば
溶けてしまうことが分かるようには

その答えは
到底、分からることではなかったし
そんな単純なものではなかったけれど

疑わずに君が発する
全ての言葉を信じられたのなら
よかった



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