【詩】あの日の夜空、オリオン座。
あの日の君は
オリオン座をみつけて
はしゃいでいたね
そのすがたが
愛おしいと思っていたのに
この感情が
狂いはじめたのは
いつからだろう
君は何もわるくないんだよ
ぜんぶ、僕がわるいんだ
君はいまにも
泣き出しそうな表情をして
最後にこうつぶやいた
-オリオン座を見つけたら
私のことをおもいだして
それから僕は
夜空を見あげて
ふいに君をおもいだす
あの日の夜空オリオン座
見つけてはしゃいだ君のすがた
何も狂っていなかった感情も
忘れられずにいる
君と過ごした日々を
あの日の夜空のオリオン座も
【19歳の青春】
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