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【詩】ばいばい

雨を見つめながら
彼からの連絡を待っていた

あの日
二度と連絡をしようとは思えないように
言いたくないことも言葉にして吐き捨てた

それなのに
最後にバイバイとは言えなかったんだ
それを言葉にしたら本当におしまいになってしまうから

だから
いくら望んでも
彼からの連絡は二度とこないと思う

そう仕向けたのは私だけど
望んでいなかったのも、私だけど。



【22歳の記憶】

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