【詩】ひとり
物心がついた頃から
集団行動がにがてな子どもだった
そのまま大人になって
愛想笑いとお世辞を上手に使いこなせば
世渡り上手で生きてゆけると
本気でかんがえていた
物心がついた頃から
集団行動がにがてな子どもだった
みんなと同じことをして
みえない枠からはみ出ないように過ごすのが
苦痛で仕方なかった
誰かと一緒に過ごす時間よりも
ひとりの時間を大切にしてきたのに
それなのに
あなたはすんなりと
わたしの空間に
お邪魔しますね。
と、やってきた
【25歳の居場所】
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