【詩】やさしさ

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本当の優しさってやつは
人を傷つけることを恐れて
本当の事を何も言わない事だけじゃない

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「やさしさ」

シャツのボタンを
掛け違えたような
その場限りのやさしさは
ずっとは心にのこらない

だけど
叱られたことや
きつめの助言なんかは
ずっと心にのこる

そして
本当のやさしさは
後から気が付くことがおおい

そうして思い出したときに
そのひとのぬくもりを
感じることができるのが

本当のやさしさだってことを
あの日のあなたは
まだ知らなかったね

【１５歳だった、あなたへ】