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【詩】ともしび


音もなく
いのちの灯火は燃えてゆく


―やり残したことはないかい?


あとどのくらい
いのちの灯火が消えないのか
それは誰にも知らないこと

今日もいい日だったと
そう眠りにつくまえに
思える日ばかりではないけれど

いのちの灯火が消えるまえに

すべての答えに
応えることができるのか

人生が終える日に
何を論するのか

―後悔していることはまだあるだろう?



【33歳の笑顔】

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