【詩】あなたのてのひら

あなたの手のひらは
男のひと特有のごつごつもしていなくて

もしも、体に恋が出来るなら
真っ先にそのてのひらを挙げるだろう

てのひらを
触ったり、握ってみたり
指を引っ張っているあいだに

あなたの隣で
いつのまにか眠ってしまっているね


【20歳の躓き】

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