【詩】こころの根っこ
自分の
弱さに気づいたとき
小ささに気づいたとき
周りのひとが羨ましくて
仕方ないとき
歩くひとが
笑っているだけで
疎ましくて
街に飾られた
イルミネーションすら
目ざわりで
自分の
弱さに気づいたとき
小ささに気づいたとき
周りのひとが羨ましくて
仕方ないとき
まるで自分は
花が枯れて
葉だけの植物みたい
と君は言うけれど
それでも
こころの根っこは
きちんと根をはっているから
またつぼみができて
やがて花を咲かすこともできるよ
そのことを
心の隅のほうでもいいから
覚えておいて欲しい
【36歳の魔法】
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