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【詩集】月のぬくもり、星のなみだ。

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10代~20代に描いた詩
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2021年1月の記事一覧

【詩】カプチーノのよる

【詩】カプチーノのよる

夜がくるたび
明日が待ちどおしくて

朝がくるたびに
嬉しくて仕方なかった

あなたがいない
たったそれだけで

夜になるたび
こどくが心を覆い

朝になるたびに
戸惑いを隠しきれない

【16歳の光と影】

【詩】同じ朝

【詩】同じ朝

たとえ
自分の身に何が起きたとしても
太陽はまたのぼり
必ず朝がやってくるということ

ときには虚しく
ときには幸せに
感じる日があります

だけど
実際は何の変化もない
いつもと同じ朝なのでしょう

変わるのは
いつだって人間の感情の方であって
ときどき、
それに惑わされてしまっているだけ。

【15歳の居場所】

【詩】君に降るあめ

【詩】君に降るあめ

君に降るあめ

それは心にたまったものを
洗いながしてくれる

みちですれ違いざまに
睨みつけてきたあのひと

わざと踵をならしながら
歩いたこどくな夜

憂さ晴らしに
吐き出されたとがった誰かの言葉たちも

君の心に
降るあまつぶは

心にたまったものたちを
きちんと洗いながしてくれるから
だいじょうぶさ

だから
そのあめが止むときまで
僕のうでのなかで休憩するんだよ

24歳の葛藤