アトランティスの社会性(3)
アトランティスの人々は精神性において非常に高度であったが、アトランティスの消滅は彼らの精神にトラウマを創り出しました。それに気がつき、それを乗り越えて解決しない限り人類全体がまた同じような被害を受ける事になるかもしれません。
アトランティスの消滅のさせられ方、超能力主義の消滅のさせられ方は人類にある種の機能障害をもたらしました。これは数世代に渡り影響を与えたのです。人類は無意識にこのことを覚えていて、再び過ちを起こすことをおそれて数千年に渡り超能力を発達させることを避けてきました。
しかし、この能力はまだそこにあります。あまり長い時間をかけずに少しづつ感覚が戻り始めているのです。
あの能力は彼らの文明の大きな推進力でした。宇宙団体とコミュニケーションをとる為にエネルギーを集中させるクリスタルを作り出しましました。彼らの結晶科学は非常に先進的だったのです。特に長距離のコミュニケーションにこのクリスタルは使われました。クリスタルは地球の様々なエネルギーとエネルギーフィールド(電磁場、重力や太陽光)を利用するので、これは1人ででも操作は可能です。
様々な目的に応じて様々な種類の結晶が存在します。私達の持つ電気、明かりの用途で使われた石もあるのです。現在はその造り方の知識がないので持ち主は代々大事に受け継いでいるはずです。
アトランティス大陸の大部分は現在水面下にあります。
他の地域には多くの異なる文明の人々が存在していました。様々な種類や階級の人達がおり、労働者階級、中流階級と上流階級とがありました。
技術的には多少優れて部分があったが、道徳的にはアトランティスを超えるものではありませんでした。アトランティスは当時の文明の最高の成果であったのです。アトランティス文明以前にも他の文明や大陸はありましたが、道徳的、人格的観点からアトランティスで発見されている以上のものはありません。
過去に、ある特定の文化を他より際立たせるレベルにまで引き上げた進化は常にありました。しかし、様々な”不幸”と呼ばれる出来事を経てこれらの文化は当時の文明に確固たる足場を築くことはできなかった。
砂漠の砂が人類の運命を変えた様にです。損失と再建が繰り返されました。ある文化圏には、勤勉と自己否定、そして訓練を通して(あれ?これって、、、)アトランティスの一般住民を上回る認識レベルに達した人達もいましたが。