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変化を掴み取る
いきなりですが、わたしは迷った時「実験」をします。その「実験」とは、従来の動きや流れを一旦遮る行為のことです。
それには2つのパターンがあって、
「これから実験するぞ」と自覚的に動くこともありますが、
「あゝあれは実験だったのね」、と後で気づくこともあります。
そして、「実験」後は、自分なりに振り返りジャッジします。
たとえば、わたしはここ数日、世界と繋がるプラットホームLinkedInの記事を日本語と英語で書いて発信するという、自覚的な「実験」をしています。
すると、
◆英文を併記しても、外国の人に読まれる割合に変化はない
◆英文を併記しても、インプレッションに変化はない
◆英文を書く際、日本語と英語を行ったり来たりするため、論理的な英語表現に引きずられ、意外にも日本語の文章が無味乾燥になってしまう
というわけで、結果、日英併記には労力がいるわりに、目に見える良い変化はなかったという結果が出ました。
もう一つ、あれは「実験」だったのと思うことがありますが、最新では、年末の映画上映会がそうでした。
昨年末、何かに取りつかれたように、自分で撮ったわけでもない映画をわたしは必死で上映しようとしました。
それから2025年に年が変わり、風邪をひいて寝込み、続いて母も風邪をひき、仕事から距離を置かざる状態になりました。
そこで、ようやくあれは「実験」だったと気づいたのです。そこで
◆積極的に動いてもトラブルが無かった
◆人との繋がりが、ネットを超えてリアルな場まで広がった
◆上映権を購入し、会場をお借りし、持ち出しまであったけれど、成功したと思えた
という結果が出たのです。
恐らく何事にもタイミングが合って、これが2年前だったらきっと同じ感想は出てこなかったと思うのです。
女性が声をあげることはまだまだ難しいと感じることが多い社会です。だからこそ慎重に動いてきました。けれど、今回の「実験」で硬い殻が破れました。これからは、女性の働き方を変えるために、もっと声をあげようと思えたのです。
動いたことで、多くの人に、思わぬ温かい反応を頂けました。そして、女性の問題を本気で考える男性たちとも繋がることが出来ました。
そして昨日、非営利で動く人たちと繋がろうと非営利団体を立ち上げ、これからは複数のプラットホームでの発信活動に加え、地元の人とも繋がって行こうと思えたのです。
その団体の名前は「映画で仕事とジェンダーについて考える会」です。より分かりやすく何かを伝えるためにわたしには変化が必要なのだと思いました。
※最後までお読みくださりありがとうございました。