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在宅介護のネットワーク、最強

風邪で迎えた2025年、ようやく皆が元気になった矢先、母の顔が腫れあがっています。気付いたのは昨日。

「どうしたの?」

というと、なんとも不思議な返事が返ってきました。

「入歯が歯茎にあたって痛かったでしょう」

ー「うん、新しい入歯が合わなくて、古い入歯を使ってたんだよね」

「口の中が腫れて、今日は気分がよくないの」

ー「顔、パンパンじゃない」

「薬の飲み合わせが悪かったんだと思うの」

ん?

え?

なに?

そんな会話をしながら、母をマッサージしていたのですが、

母は訪問歯医者さんには連絡してほしくないのです。始まりは入歯だけど、ここまで腫れたのは、風邪でお薬の量が多すぎたからというのです。

意味が分かりません。

3連休前に、大変なことになったら、、、とわたし。


で、ケアマネさんへご相談。

すると、ケアマネさん、いやいや、それは歯科医に連絡した方がいいですよと言われます。

だよね。

で、早朝、電話してみます。

すると、なるほど、母の気持ちが分かったのです。入歯が歯茎にあたって母の顔が腫れて、と申しても反応が、、、

そう言えば、母が何度も、ここが、、、と伝えても、そんなことありますよね~と流され続け、母は諦めて我慢していたらしいのです。


結局、掛かりつけのドクターが昼過ぎに飛んで来て下さり、抗生物質を出していただき、

調剤薬局から帰ると、歯医者さんから電話です。


くるりとネットワークがあるのです。

ドクターの診断結果が、母の介護関係のあらゆる機関に伝わる仕組みになっています。

開かれたシステムです。


歯だけは時間がかかるため、わたしがタッチしていなかったことが原因だったのかも、と反省です。

明日、違う歯科医師さんに来てもらえることになりました。


口の中、一度恐怖を覚えると、もう、

いや、これはお薬のせいだから、、、とか言いたくなるのでしょう。


いろいろありますが、

それでも、日本の在宅介護制度は素晴らしい制度だと驚くばかりです。


だからこそ、この素晴らしい制度が残り続けるよう、

働く側の人に寄り添う、

稼げる制度にしてほしいと切に願っています。


とにかく、皆様には感謝しかありません。



※最後までお読みくださりありがとうございました。


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