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隣の芝生が青いから、
なにかをやめるという決断は、
諦めが悪い私にとってすごく難しいことである。
だからこそ、
自分を取り纏っていた大きなものをやめて新たな1歩を踏み出す決断力や行動力がある人を凄いな、羨ましいなと思うことがある。
でも、
凄いなと思う反面、
私を動かすのはいつだってそうゆう人たちへの反骨心なのかもしれない。
人生の夏休みだと言われる大学生活に、
部活なんてせず自由に旅をしている人。
行きたいところに行きたい時に行って、自分の24時間を自由にカスタマイズできる人。
そんな人たちへの憧れと嫉妬と、私はこのままでいいのかなとゆう不安を抱いていた1.2回生の時。
だったら私は、
毎日会う目の前の人たちを心の底から大切にしよう。
だったら私は、
部活をしながら少しずつお金を貯めて、オフの限られた時間で思う存分旅に出よう。
だったら私は、
このチームで本気で結果を残そう。
これは今考えると、
何かを辞めなくても、
部活をしていても、
私は私らしい人生を作ってやるとゆう、いわゆる大学生活を謳歌している人たちへの反骨心だったのかもしれない。
隣の芝生が青いから、
今の自分にできることを精一杯やって、
「こっちは赤やで!!!」って胸張って言ってやろう。
そんな反骨心だったのかもしれない。
でも、そしたらいつのまにか
大切な人たちがそばにいて、
私の周りに心の底から幸せだと思える空間ができていて、
なにかを続けていることが武器となって、
いつのまにか嫉妬心なんて全くなくなって、
私の人生は私色にキラキラ輝くものになっていた。
だから、
隣の芝生が青いことなんてサッサと認めて、
自分の芝生を自分色に育てることに集中すればいい。
青が良いなんて誰が決めてん!
隣の青くみえる芝生を眺める余裕がないくらい、
自分の人生に没頭すればいい!
って私は思う。
そんな私の過去に気づかせてくれた友達は、
「自分を突き動かすのはいつだってサッカー続けてる人への反骨心」
そう言っていた。
私はそんな彼を心から尊敬し、刺激と勇気をもらうと同時に、
彼の芝生も、彼が嫉妬を抱くその人たちとは比べものにならないくらい、彼色に輝くんだろうなーと、勝手に想像できた。
反骨心は上手く使えば必ず自分の大きな原動力になる。
これからも目の前の人を大切に、
私は私の道を私らしく歩んでいこう。