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雑感 2021/08/30

『コロナは空気感染が主たる経路』研究者らが対策提言
この空気感染とは、長期間空気中に漂うウイルスを含む『エアロゾル』を吸い込むことで感染すること。

一方、厚労省の感染予防対策の基本は「飛沫(ひまつ)感染」や「接触感染」の予防。

現在、厚労省の感染予防対策を基に、具体的な施策として、人流制限や飲食店対策を行っているが、これが対策として機能しない可能性が高い事を提言で表明されたことになる。

この事は、人流を制限しても感染数は減少しないし、飲食店をどれだけ閉めても感染数が減少しない事からも証明していると思う。
未だに人流は制限できていない。飲食店は隠れて営業している。とか言う方もいらっしゃるが、一部の異質なものを殊更強調するテレビ情報の様な間違った事実に対する眼を養って、しっかり認識しよう。

今回の提言は、
空気循環が出来ていない、空気がよどむ場所に居たら一人であっても、ソーシャルディスタンスを取っていようが感染する。
と言う事なのである。

最近の事象では、百貨店食料品売り場(地下)でのクラスター感染がこれだろう。
以前から学校クラブ部室やロッカールームでのクラスター感染で確認されていた空気循環の有無が非常に重要になるという事だ。

では、どれだけの空気循環が必要なのか?
究極は、通勤電車レベルの換気だろう。
あんなに混雑しても感染しないという事は、如何に空気循環されているかという事だ。
室内の二酸化炭素濃度を測るとかがあるが、これは呼気を計っているので関係ないように思うが、間接的には外気流入があれば呼気が薄まっていることになるので一定の確認はできるだろう。
空気清浄器も期待されているようだが、基本は換気で、空気がよどんでいるところに空気清浄機を置くのが効果的だろう。

という事で、建物内営業は非常に十分な対策をしないとクラスター感染の巣になりかねないという事だ。
一般会社の事務所であっても同様である。

何か、空気清浄機やブロワー、サーキュレーターが売り切れそうな気配だ。

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