機械設計技術者試験3級_自己採点結果
どうも
XXUXです
以前受験した機械設計技術者試験3級についての記事を投稿したんですが、
公式HPで問題の解答が公開されましたので自己採点してみました。
今日はその結果を皆さんにも公開したいと思います。
始めに
この試験の科目はⅠとⅡで分かれていて
Ⅰの科目は機構学・機械要素設計,流体工学,工作法,機械製図
Ⅱの科目は材料力学,機械力学,熱工学,制御工学,工業材料
となっております。
ちなみにこの試験は合格ラインも採点方法も一切公開されていないため、自己採点はあくまで僕個人のやり方で行います。必ずしもこの採点方法が正しいとは限りませんので、予めご了承ください。
採点方法
やり方は至って単純です。
正解した数を問題数で割って100を掛けた値をその科目の正解率として、最後に全ての科目の正解数と問題数をそれぞれ合計した値を総合正解率としてみます。
公式にすると
(正解した数/問題数)×100=正解率(%)
(Ⅰ+Ⅱの正解した数/Ⅰ+Ⅱの問題数)×100=総合正解率(%)
採点結果
機構学・機械要素設計
この科目は基本計算問題がメインですが、軸受けについての問題が出てきました。暗記物だったのでボーナス問題でした(2問だけミスった、、)。他だとトルク計算と歯車に関する問題が出ました。歯車は割と解けましたがトルク計算が惨敗でした、、
よって結果は
(15/23)×100=65.2%
流体工学
例年に比べて問題数が少なかったのと、基本的には密度や圧力など、基礎的な問題がメインでしたが、ちょっとした力学を交えた問題もありました。割と解けたと思ったんですが結果は半分しか取れてませんでした。
よって結果は
(3/6)×100=50%
工作法
この年は工作機械と油圧装置についての問題が出ました。油圧に関してはノータッチでしたがかなり簡単でした(2問だけ間違えたけど)。それに対して工作機械は何とか解けたんですが実際は半分ほどしか合ってませんでした。
よって結果は
(22/35)×100=62.8%
機械製図
この科目は一番の稼ぎ所なので絶対に落とせません。過去に出た同じ問題や類似問題が多数だったのでかなり高得点でした。
よって結果は
(37/44)×100=84.1%
材料力学
基本的には張力を求める問題と梁の問題でしたが、張力の問題はちょっと想定していた問題とは違う形だったので少し苦戦しました。梁の方は僕が苦手な文字を使ったタイプだったので思ってよりボロボロでした、、
よって結果は
(3/10)×100=30%
機械力学
こちらもかなり苦戦しました。遠心力を求める問題は結構解けたんですがそれ以外の速度や時間を求める問題は厳しかったです、、、
よって結果は
(4/11)×100=36.3%
熱工学
カルノーサイクルや断熱材に関する問題が出ました。断熱材の問題で最後の方が自信なかったんですが、結果としては半分以上正解してました。
よって結果は
(12/20)×100=60%
制御工学
これに関しては暗記物しか勉強してません。計算問題は捨てたので前部当てずっぽうです笑。しかし暗記物だけでも半分以上点が取れました。
よって結果は
(7/13)×100=53.8%
工業材料
材料の元素記号・特徴を答える問題と様々な材料に関する問題が出ました。まぁこれは例年通りって感じでしたね。ただ割と間違えてました笑。
よって結果は
(13/20)×100=65%
総合正解率
上記それぞれの科目を合計した正解率が
Ⅰの科目の総合正解率
(77/108)×100=71.3%
Ⅱの科目の総合正解率
(39/74)×100=52.7%
全科目の総合正解率
(116/182)×100=63.7%
結果としては全体での正解率は63.7%となりました。
Ⅰの科目は7割程取れましたが、Ⅱの科目はやはり力学系が足を引っ張ったか5割程しか取れてませんでした。
これで合格できたので、恐らく合格ラインは60%前後ではないかと思われます。あくまで僕個人の推測ですが。
最後に
今回は僕が以前受験した機械設計技術者試験3級という資格の試験の自己採点結果についてまとめてみました。結果としては合格したので結果オーライではあるんですが、、
実際細かく見てみると全然解けてなかった問題もありました。やはり試験の目的としては、”合格して終わり”ではなくて、その試験を通して学んだことを業務に生かすことだと思います。
おかげで自分の苦手分野もわかりました。今回のデータを元に、今後復習も兼ねてまた時間がある時に勉強しようと思います。
そして今後僕と同じようにこの機械設計技術者試験を受験する方に向けて、僕のデータが少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
では今回はここまでにします。
ありがとうございました!