2023/12/16 ナポリターノ、ルカ
宴の翌朝、朝メシを2回食べた。トニーと2人でチュロスを食ったあとムルシアの消防士夫妻とパンオショコラを食う。日本じゃ絶対やらないが、今の代謝の良さだと問題ナイ。
メシを終えて外に出ると、アリカンテの兄弟とバッタリ、楽しかったねのハグ。
残ったメンツで観光がてら市場を物色する。何か調理してもらおうということになり希望を聞かれたので「日本ではタコと同じくらいイカは人気があるけど君たち食べないの?」と聞いてみたら、セレクテッド4に入れてくれた。近くのオープントラットリアみたいなところで料理してもらう。乾杯!
先週とある海鮮系レストランのインスタに出ていたマテ貝が上のイカに似ていて、本当はイカじゃなかったんじゃないかと疑っている。因みにマテ貝も美味らしい。お昼の宴もタケナワ、儀式っぽくハグして見送る。
ホテルに戻って後片付けしていたらトニーが部屋にやってくる。ウーゴ(息子)が緊急事態で帰らなきゃいけなくなったという。感謝のハグ、彼がタクシーで空港に行くのを見送る。
ひとりぽつん。
夜、ホテルに戻ると早朝に帰国したルカからWatsUpがくる。ナポリちかい!
「家に着いた」
「君は本当の友だちだ」
「また別のカミノ歩くときは一緒に行く」
「約束する、だからその時は連絡しろ」
彼はマフィアファミリーの子孫なんじゃないかと直感する(笑)言葉が簡潔だからか?イタリアの人にありがちな仰々しい表現をあまりしない。目つきが若干悪く、タバコをはじめとして数種類の草を吸っていた。ちなみに仕事を聞いたら不動産業といった。やっぱり怪しい!!しかも情に厚い!!
ふと、酔っ払って彼に文句言ったのを思い出した。それはセレブレーションランチの時。宴もタケナワくらいのタイミングで皆の前で年齢を聞いてきた。ボクは何だかキレた「トリアカスティーリャでボクがその質問に答えたら、君、君こそが引いていたくせに、今更それみんなの前で言わせるか?俺の気持ちを考えろ!怖くて言えん!」と。読者の方からしたら、若く見えて嬉しいじゃないかと思われるかもしれないが、それまで楽しく話していたのに年齢をいった途端に急によそよそしくなられるのは、それはそれで結構ツラい、コワい。ちなみにボクに貫禄みたいなものは全くない。彼が笑っていたのを確認したところでボクの記憶はないので、みんなにどう説明したのかはわからないけれど、横で聞いていたドイツ人の若い女の子が微笑ましい、みたいな笑い顔をしていた。
Whatsupになんとか返事したら、このリンクが送られて来た。
子ども用、スペイン語の巻き舌発音の練習用らしい。なるほど!とボクの下手なスペイン語の発音を晒すような、あの黒歴史動画を3回も一緒に撮影した仲間としてベストな贈り物だ、笑える。もちろんボクは毎日練習している。春頃には新しい練習曲をリクエストしよう
そういえば、パンオショコラのこと、スペインではナポリターナっていってたなあ!食べるごと、彼のことが頭をよぎりそうだ