すきな文章を書く人が、すき
マッチングアプリに登録してみて気がついたのだが、私は人の書く文章の雰囲気にすごく敏感な方かもしれない。
明確にこういう文章が好きで、こういうのは嫌、という判断基準みたいなものはないので、どう表現したらいいのかはわからないのだが、確実に文章の好き嫌いがその人に興味を示すかどうかに関わっている気がする。
結構、独特な世界観とあまり見かけない語彙で、マイワールドを文章にて表現する人は見かけるのだが、そういう、あえて小難しくしてるんじゃない?みたいな文章だと、逆に萎えちゃうことも多々ある。
私は読書が好きではないので、日本人の今までの人生で読んだことのある本の平均値を下回っている自信しかない。その圧倒的読書量の少なさが語彙力の少なさに直結しているので、そういった難しい文章はうまく私には吸収されないことが多い。
自分も、Twitterの140字のつぶやきひとつにとっても表現の仕方にはこだわるほうなので、そういう「難しくないけど、ちょっとこだわりを感じる」文章にグッときたりする。
きっと自分とそのこだわりポイントが似ている人に惹かれると思うのだが、私が1番文章を書くときに1番こだわっているのは「リズム」だと思う。
書いてみた文章を一度音読してみて、スッと吸収されなかったら、別の単語を考えたり、単語の順序を入れ替えたりする。1番重要なのは、句読点の使い方だと思っていて、その位置ひとつで文章の雰囲気が変わったりするからおもしろい。
あとは意外と「見た目」にもこだわりがあって、無駄に漢字を使わないようにしていたり、長い文章ならば余白の位置に気をつけたりもしている。
それともうひとつ挙げるなら「テンション」も気にしているかもしれない。基本的にそんなに温度を感じないような言い回しにするけど、たまーーにちょっとテンションアゲなニュアンスを含ませてみたりして、つまんねえヤツだと思われないようにしているかもしれない。(効果があるのかは知らない)
あれ、いつの間にか私の文章こだわりポイント解説になってしまっているけれど、要は、たぶん、こんな感じで文章のマイルールとかある人はちょっと好き。
そうやって書く文章で惹かれるとか意味わかんないことを言っているから恋愛拗らせやろうになっているのかもしれないけどね?
そんなこんなで、マッチングアプリにはあんまり面白いプロフィールを書いている人がいなかったし、いい感じと思ってあった人に襲われかけたんで(爆笑)すでにアンインストール済みなのであった。
ちゃんちゃん。