3.人より大きいコンプレックスから振り返ってみる③
私は、小学4年生のときに親の仕事の関係で引っ越しをした
登校班・子ども会の規模が小さい地区で、
子ども同士、大人同士が仲が良かった。
そして、私には弟がいたこともあって、
男女・学年関係なく、放課後や休日には、
近所のお友達とよく遊んでいた。
そんな同じ地区の中に、学年でもモテる男の子がいた
それを羨ましいと思ったのか、私のことが気になったのか、
女の子3〜4人に呼び出されて、
「○○くんが好きなの?」
と聞かれたことがあった。
あんまりいい雰囲気ではなかったことはよく覚えている。
私にとって、男友達とか、好きとか、
モテる男の子の存在とか、嫉妬とかを感じる出来事で、
そういう世界があることを知ったんだと思う。
男の子の中で誰がモテているのか
女の子の中で誰がモテているのか
誰がカッコ良くて、誰が可愛いのか。
意識するようになったのもこの頃からな気がする。
そして、5~6年生のときに仲が良かった女の子が
とっても可愛くって細くって、「可愛い・可愛い」と言われていた。
いつも一緒にいたから、自分の大きさと比べてしまっていた。
可愛くて細い子はモテるという思い込みが始まったのもこの頃。
当時の私は、体格も良くて、運動のセンスもあったから、
鬼ごっこをすれば、私を捕まえたらかっこいい!と
男の子から標的になっていた。
私も、負けず嫌いで、本気で逃げ回っていたから、
逃げ切る記憶が強く残っている。
勉強をよく教えていてことも覚えているし、
何をするにもクラスの中心で、
リーダーシップをとっていた女の子だった。
それって、今思うと、実は、「モテてたんじゃないの?」って
思ったりもするけど、自覚はなかった。
でも、5~6年の時には、今の身長の165cmくらいあったから、
男の子からしても、ほとんどが自分より小さくて
私も相手も恋愛対象ではなかったんだろうな。
もしかしたら、分かりやすく私に「好き」とか面と向かって
言ってくれていた人がいたら、
こんな大きな私でも「好き」って思う人がいるんだ。
と、可愛くて細い子はモテるという思い込みが小さかったかもしれないw