至福のヒルネ
東京、今日は暑かったですね!
なんでも、日中は25℃を軽く超えて27,8まで上がったとか。当方、朝の体操もなんだか6時半まで待ってたら暑くなりそうだなと思って、5時のうちに済ませてしまいました。
暖かくなるのは嬉しいのですが、こう急だと困ります。
どうでもいいですが昨日一昨日と、当方とヨメさんの共通の友人が泊りがけで遊びに来ておりました。あ、都内からですよw目の前で酒飲みながら( タバコを吸われても、当方まったく吸いたくはならなかった、という報告だけはしておきます。禁煙薬の威力は偉大だ。あ、サケは呑みましたw
そして友人が泊まっても前日サケ呑んでも、ラジオ体操の時間には起きる体になってしまいました(._.)
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いえ、今日はそんな報告ではなく、至福のヒルネ、について書きたいのだった。
こないだから図書館で借りてきた本を、興味津々で読み進めている当方ですが。
今日はむかしばなしと、絵本の方をじっくり見ておりました。
ペン画のものはちょっと模写してみたりして…ちょっと感想をば。
(といってももとは大巨匠の絵です、当方のは個人的なタワゴトと思ってください)
これは『夜、空を飛ぶ』モーリス・センダックの背景の一部を模写したものです。均一で短い、細い線で根気強く重ねていくタイプのようですね。線に強弱はないので粘り強さと時間があればお手本にするのにいいかもしれません…が、腱鞘炎になっても当方責任はもてませんがw
アシのころはだいたいこういうような描き方でやってました。いまカケアミを手でカケるのが好きだというモノズキもあんまりいないでしょうが、この描き方はツブシが効くので「いまからカケアミ道を進みたい」方にはオススメです(笑)
当方、自然物などはけっこう太い線でガシガシ描く方なので、こういう丁寧な仕事を見ると(やっぱりちがうなあ)と落ち込みます(._.)ま、いいんですが(笑)
そこにいくと『ウンディーネ』の線は動きが大きいように感じました。当方が気に入ったのは、大きな絵よりむしろこういう、
カットというか、イメージイラストというか、です(._.)
この右下の「川のデザイン的な処理」なんか面白いですよね。左下の植物とか貝とかが何となくくっついてデザインになってる、こういう手拍子が好きだw
線の太さもうにょうにょ変わって、ペン画の本なんか読んだことある人にはお馴染みの手法がたくさん使われてますね(^^)
筆圧で太さを変えて、ペン線ならではの面白さが好きな方はこっちでしょうなあ。
…これまた本筋ではないのですが、気合の入った一枚絵の間に、ちょろっとこういう「マンガ的」なカットが入る。
下書きもしてないような、気楽なカット。これがカワイイです(^^)めったに女性を模写しない当方もつい描いてしまいました。
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ただ、冒頭申しましたように、今日暑かったですよね。
といってまだ冷房をつけるような時期でもないし、なんとなく暑い…けどあんまり意識に登らない、くらい。
そういうとき真剣に読書すると、いつの間にか寝てしまうことないでしょうか(._.)当方だけか。
やっぱり新知識を脳みそに詰め込む作業ですので、けっこう疲れてはいるのでしょう。ふっと眠くなってしまう。で、15分か、ながくて30分くらい、寝てしまうわけです。
すると必ず夢に今読んでる本の内容が出る(笑)
脳みそは睡眠中に、情報の整理をすると申しますが(詳しいことは知らん)たぶんその作業なんでしょうね。文字で読んだ内容が、イメージ、絵を伴って夢として映像化します。これが面白いw
んで、整理がついたら頭も少し回復するのでしょうか。目が覚める。
んでまた本を読む。
ネル。
夢を見る、起きる。
で、また本を読む…
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当方はこの無限ループを「至福のヒルネ」と呼んでおります。
…ただこれは条件がそろわないと、なかなかこういう風には行かぬ。
・本を読みたい!という心理状態であること
・読むべき本、時間がたっぷりあること
そしてなにより
・初夏であること
が必須条件である。春では気持ち良すぎてそのまま1,2時間寝てしまう。夏では寝苦しくて夢も見ないか、冷房にやられる。秋は春と同じく寝すぎる。冬は夏に同じである。
と、いうことで、至福のヒルネはまあ年に数回しかできないのです。
本日がその日であったようで、当方日中6,7回寝落ちしました(笑)
そんなわけでいまさら元気になってきてしまったのですが、これも至福の代償、致し方ありますまい。
…お粗末様でした<(_ _)>