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【残念ながら私の卒業アルバムは白紙です】異校種人事交流より⑯
こんばんは。本日もお疲れ様です。
前回に引き続き、中学校の勤務のメモをしていきます。
お行儀のいい子どもたち
ファミレスや電車で、
どうしても我慢ができなくなって泣きじゃくったり、
ぐずってしまう子どもがいますよね。
静かにしなくちゃいけない場所で、
はしゃぎたくなることもあるでしょう。
でも公共の場所だと、
社会的なマナーを守らなければならない。という、
ある種の負い目?もありますよね。
いつの日か子どもたちは[自律]することを覚え、
中学3年生となると、
早熟な人は、ほぼ大人と相違ないほどに成長しています。
卒アルの空白のページ
私が中学校で担当した年代は、
コロナ禍真っ只中の生徒たちでしたが、
卒業式はどうにか実施できそうな状況ということで、
卒業アルバムに関する動きもありました。
教員側としても、少しでも思い出を残してあげたい。
という想いから、卒業アルバムが配付されてから、
「アルバム後半にある白紙に寄せ書きをする」
という、よくある卒業シーズンの儀式を考えました。
ただ、その時はまだ全国的に感染症が流行している状況。
第4派?くらいの時期だった気がします。(うろ覚え)
この記事を読んでくださっている方々は基本的に大人の方々。
ご自身の学生時代を思い返してみてください。
私の卒業アルバムは、
小学校・中学校のものは友人の寄せ書きがありますが、
高校のものは白紙です。
卒業旅行の費用の振り込みを銀行で行う必要があり、
式典・クラスで証書授与終了後に旅行参加者で即下校したためです。
今ではいい思い出です(^^)
とてもではありませんが、
卒業を迎えた生徒がアルバムにコメントを書くにあたり、
静かにできるとは思えません。
現状はあるけれども、子どもたちに想い出を。
学年職員の全員がそう思っていたところ、
私の稀有な取り組みがここで力を発揮しました。
この「黙☆大富豪」をやっていたおかげで、
生徒がゲーム感覚で「発声をしない」ということを覚えました。
本当にいい生徒です。
学年は約30人×3クラス。約90名。
学校の柔道場に全員を集め、
手にはサインペンと卒業アルバムを持たせました。
全体に対して、うめつからルールの説明
「いつもの黙☆大富豪と同じね。」
「発生した人は名前を挙げて減点します(^^)」
子どもたちも中学3年生。
「別にしゃべっても成績も何も減点されないでしょ」
ということはわかっています。
嫌らしいかもしれませんが、ルール説明の最後に付け加えました。
「みんなのことを信頼してます。静かに楽しんでね(^^)」
全クラスの数学を私が担当して「黙☆大富豪」をしていたこともあり、
驚くほどに『シン…』としている中、
子どもたちは笑顔で楽しんでいました。
その姿を見ているだけで、私は泣きそうでした。
本来であればしゃべりたくて仕方ないのに、
アイコンタクトやそれぞれの方法でコミュニケーションをする。
ある意味「仕込み」なのかもしれませんが、
成し遂げたのは生徒です。
大人も守ることができないようなルールを、
子どもたちは十分にやり遂げました。
その場に居合わせる教員にもコメントを要求するなど、
本当によくできた生徒たちでした。
楽しんでくれて、ありがとう(^^)
大人はルールを守れていますか?
子どもにあれこれ言っていますが、
どうなのでしょうか。
これまでこうやってきたから。
決まっているから。
みんなこうしてるから。
思考停止でやっていることは、
ありませんか?
子どもたちは、大人の姿を見ています。
昨今はあまり聞かなくなりましたが、
「最近の若者は」と考えてる人、まだいますよね?
意志のない取り組みや根拠のない教育ほど、
意味のないものは無いと、私は考えています。
大人のみなさま、考えてみましょう。