*p(R)ojectRで感じたこと
「東京ドームって…今回は大丈夫なのか…?」
THE RAMPAGEから2日間の東京ドーム公演が発表された時、嬉しさと不安と期待と興奮が混ざっていた私の素直な気持ちは
「東京ドームって…今回は大丈夫なのか…?」でした。
(赤裸々でごめん)
遡ること2021年。当時COVID-19の影響もあり歓声NG+収容人数50%という制限のなか、ランペは初めて単独で東京ドームに立ちました。
メンバー本人達もメディアで口にしているように、この2021年公演は楽しさや達成感よりも、悔しさや課題点が残ったようで。実際に夫と参戦していた私も、ドームの大きさを肌で感じながら、楽しい以上の爆発的な盛り上がりは見ることができず会場を後にしました。
そこから3年の時を経て、ランペが東京ドームに戻ってくると言うのです。2日連続で公演を行うと言うのです。しかも結成10周年のメモリアルな日に。いわば3年越しの大掛かりなリベンジです。
これは見る以外の選択肢がないでしょ、というわけで、
行ってきました
THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectR at TOKYO DOME
事前にBLACK BOXと題し、各個人にフォーカスを当てた動画が公開され、それぞれの思いや東京ドームへの意気込みが公開され始め…
この動画を見た上で9月11日・12日の両日参戦をキメてきた私が、今日は私なりにこの2日間を振り返ってみます。
2日間限定ライブの構成
今回のライブは*p(R)ojectRと題し、RAMPAGEのR、RAVERSのR、そしてメンバーそれぞれがRを背負い、Rプロジェクトとして未来への可能性を広げるために東京ドームに集まるというコンセプトで行われました。(壮大さがLDHらしくて好き)
メンバーそれぞれの(R)は後述するとして、このRが持つパワーをぶつけ合って化学反応を起こしていくのも今回のライブの見どころです。
ステージ構成は、エンドステージから逆三角形のように花道を3本伸ばし、サブステージまで繋げるというこれまた初めましての構造。アリーナ席が少なく、どちらかというとスタンド席が多かった印象です。
何が良いってオープニングの映像ですよ。それぞれが背負った(R)が、メンバー自身のナレーション&映像で紹介されて、1人1人映し出されるメンバーを前に集まったファンは大絶叫。この時点で「あ、これは予想を遥かに超えてきたな」と心臓がバクバク音を立てていました…!
想像以上のセットリスト
「1曲目」はどの界隈でもどのツアー初日でも最重要事項になると思うのですが、今回の*p(P)ojectR 1曲目は、なんと、
Throw Ya Fist
しかもファンからの支持率No.1、2019年のこの演出ときたもんだ!!!!!
うおおおおおおおお!!!!!!
思い出すだけで血が沸るッッッッッッ!!!!!!
この仕様をもう一度見たいと熱望していた夫は、今まで見たことないぐらいに目を輝かせ隣で「鳥肌!!これは鳥肌やばい!!!」を連呼していました。
まさかTYFで来るとは。てっきりデビュー曲のLightningで来るかなと思っていたら、嬉しい誤算のTYFですよ。初手から東京ドームが震えるぐらいの歓声が聞こえてきて、2021年公演の心配はどこかへ飛んで行きました。
2曲め以降も流石Limited Liveというだけあって、ファンが聞きたかった楽曲や、ここでこの演出か…!!と思わせる楽曲や、定番楽曲までおそらく35曲程披露してくれて、セトリ大大大満足。満足どころか大感謝。(一瞬でもドーム公演を不安視した自分を脳内でボコボコにしておきました。)
RとRのぶつかり合い
先述のとおり今回はそれぞれが(R)を背負ってLIVEに臨んでいたのですが、公演にはメンバー以外の(R)も登場しまして…。
ランペが誇るKRUMP 3兄弟の川村壱馬くん・武知海青くん・長谷川慎くんが、KRUMP集団のRAG POUNDとアツすぎるパフォーマンス。それだけで十分お腹いっぱいなのに、2日目には佐野玲於さんが事前予告一切無しで登場しやがりまして(口調)もう反則です。痺れました。(そこからのHARD HITは万病に効く)
個人的にラグパンのJUNさんを生で拝めて眼福だったのと、このセクションが好きすぎて口を開けたまま凝視していた夫の姿が印象的でした(夫可愛い)
DRUM TAOさんを背にソロで舞う与那嶺瑠唯様といったらもう…もう……。最後に法被を脱ぎ捨てた時のお姿たるや。
このセクションで披露してくれたSummer Riot、LA FIESTA、Fandango、HEATWAVEはファンが絶対聞きたかったはず!!!!残暑厳しいこの季節に、湿度高めで披露してくれたこと心から感謝申し上げます。
THE RAMPAGEといえばパフォーマーショーケース。これまでのツアーでも各個人にフォーカスを当てたパフォーマンスの時間がありましたが、今回はそこにKADOKAWA DREAMSさんが参戦。ええ、完全にこの世界が目の前で繰り広げられていました。
個の能力が高い2グループが、互いにリスペクトを込めながら舞う姿を見てダンス界の未来は明るいなと確信。(ダンス界とか言ってますが私はズブの素人です)ここからのSOLDIER LOVEも見応えありました。
言いましたっけ???私、ギター1本で世界を股にかける前からMIYAVIさんが好きだったんですよ。V系バンドに所属していた時代から、MIYAVIさんが好きだったんですよ。
そんなMIYAVIさんが東京ドームに現れた瞬間、1対数万人の構図が出来上がったのですが、MIYAVIさんの1が大きすぎて東京ドームが揺れていました。すげえっすMIYAVIさん。
ランペとはROUND UPを披露して、MIYAVIさんに煽られながら楽しそうに踊る我が推し鈴木昂秀が最高に可愛かったです…。あそこで昂秀くんにソロを与えてくれた構成さん、本当にありがとうございました!!センターでキメる金髪昂秀くんとギターをかき鳴らすMIYAVIさんをご査証ください。
EXILE TRIBEの代名詞と言える24kシリーズを盛り上げるべく、ドーベルさんが出てきた時は鳥肌がものすんごいことになっていました。興奮で頭に血が上り夫にずっと(なぜか英語で)「goosebumps! goosebumps!!!」と唱えていたぐらいです。
金ジャージのランペに対して、燻銀なシルバージャージで現れたドーベルさん。対比大好き芸人なのでもうこれだけで白米イケます俺!!!!!!
24karats GOLD GENESIS からの 24karats -type EX- は、古(いにしえ)からのLDHファンも大満足なはず。MCバトルと銘打っていただけあって、ドーベルのお兄様方と我らがMA55IVEが代わる代わるマイクを持つ姿がとんでもなくかっこよくて、ここはもう頭と拳を振ることに全振りして双眼鏡はおやすみしてもらいました。
特に、KUBO-Cさんが出てきた瞬間に私と夫が「KUBOさんかっけええええええええええええ!!!!!!」とゼロズレで共鳴・絶叫したのがいい思い出です。KUBO-CさんはLDHの千鳥 大悟だと思っています、はい。
何を隠そうランペは数年前THE SECONDさんのツアーに帯同していたことがあり、いわばバックダンサー的な立ち位置で日本全国をまわっていました。そんなランペが、今度はTHE SECONDさんをゲストに呼んで東京ドームでパフォーマンスをするということで、ファン側の期待値はそりゃあもう上がりに上がってますよね。
1日目ですらドームが沸きに沸いたのに、2日目は当日にTAKAHIROさんサイドから出演の匂わせが…。(当日の匂わせはズルすぎる)
そしていざTAKAHIROさんが出てくると、観客の絶叫と歓声でメンバーの歌声がかき消されまして!!!リアルに東京ドームが揺れてまして!!!!!!もうぶっちゃけあまり記憶がないですここらへん。
EXILEさんの背中は大きいなと感じると同時に、彼等と同じステージで暴れ回るランペが誇らしくて誇らしくて。
いつかランペが後輩グループのライブにサプライズゲストとして出演することがあったら、絶対に今回以上の歓声を作り上げてほしいなと、次のステージが見えた瞬間でもありました。
16通りのRがつくる未来
今回のライブを通じて感じたことは、やっぱりランペは16人じゃないとダメなんですよ。16人それぞれが(R)を背負っていたからこそ、今回のライブが大成功に終わったんですよ。
もちろんこれまでのLIVEも楽しくて思い出に残るものばかりでしたが、今回ばかりはLIVEを通じて彼らの覚悟を見せつけられたような気がします。
LIKIYAさん:Real
MCで「僕達はどうしたら皆さんに愛して頂けるのか常に考えてる」と言っていたように、常にリアルで地に足つけて道を作っていく方。大人の魅力あふれる絡みつくようなダンスが最高でした。青森の誇り!
陣さん:Red
アツい、陣さんはとにかくアツい。INVISIBLE LOVEの目隠し黒手袋パフォがXのタイムラインを賑わせてましたね。あんな表現も出来ちゃう陣さんずるいって!何を食べたらそんなこと出来ちゃうのか教えてほしいです。
RIKUさん:Relief
思いました。RIKUさん自身が声でありマイクなんだって(?)2日間全身全霊で歌声を届けてくれてありがとうございます。INTO THE LIGHTのソロアカペラ歌唱は息すら惜しむぐらい聴き入りました。最高でした。魂震える歌声でした。ランペの支柱です。
神谷健太くん:Reign
儚げで危うげな表情をしているかと思えば、屈託のない笑顔で客席を見ていたりとこの方から目が離せませんでした。 FEARSで首に無数の鎖が繋がれた状態で出てきた時、鎖を外してほしい気持ちと外さないでいて欲しい気持ちになった悪い子は私です。健太くん、また東京ドームに立ってくれて本当にありがとうございました。ゆっくり休んでね。
与那嶺瑠唯くん:Reveal
先述のソロ演舞を見て、瑠唯くんこそが真のセクシー担当なのでは?と思いました。トレードマークの紫に加えて、金も人一倍似合ってた瑠唯くん。あなた以上に和とラテンが似合う男はこの世に存在しません。熱帯夜に会いたい人間No.1です。
やましょーさん:Rapid
参謀とかいう言葉では表現しきれないぐらい、ランペの核となっていることを再認識させられました。One More Kissの光る棒(光る棒)パフォは後世に語り継ぎましょう。正真正銘のオリジナルな感じが大好きでした。機会があれば、ぜひライブづくりの裏側も見せて頂きたいですね!
川村壱馬くん:Resist
反骨精神を最大の武器として文字で、歌声で、パフォーマンスでTHE RAMPAGEを体現してくれました。どんな壱馬くんも好きですが、やっぱり100degreesの壱馬くんが一番好きでしたね。人間らしく脳と心で生きる姿。最高です。
吉野北人くん:Ray
いつもと変わらず飄々と淡々と少年のように楽しんでいる姿が印象的で、あえて気合いを全面に押し出さない感じ、ス、好きィィィィ!!!!!涙がほろりでかわいいィィィィ!!甘さと切なさが残る声をドームいっぱいに響かせてくれました。
岩谷翔吾くん:Resolute
EXILEの生粋の息子(?)Knocking Knockingで翔吾くんパフォを見るのは初初めてだった気が…。つい最近まで笑顔がキュートな青年だったのに、急に大人の男性になっていて双眼鏡でガン見しちゃいました。アチィ。Seasonsで溢れる感情を堪えるお顔、ぜひ円盤でもう一度見たいです。
浦川翔平くん:Roughneck
首もげるんじゃないかってぐらいブンブン首を振って、手足飛んでいくんじゃないかってぐらい縦横無尽に舞っていて。出てくるだけで一気に場が湧くのは翔平くんだからこそです!!(私は翔吾くん&翔平くんコンビを勝手に「はちきれボーイズ」と呼んでいます)
藤原樹さん:Radiance
来ましたよ、体幹王子。体の使い方が綺麗で、どの瞬間を切り取っても絵になる樹さん。樹さんにしか出せない表現を今回も見せてくれて、観客を阿鼻叫喚の渦に巻き込んでいました。自分の魅せ方を一番よく分かっている人です、彼は。ポーカーフェイスと思いきや、観客席を見つめる笑顔が柔らかくてキラキラしているなんて、そのギャップは反則ですよ~。
武知海青くん:Rize
心も体も大きい海青くんのKRUMPとジャズダンスは、東京ドームでも炸裂していました。し!か!も!このドーム公演に向けて各メンバーの体形管理までしてくれてたなんて…。ありがとう海青先生…。(ドーム終了後も先生っぷりを炸裂させてるXが面白いので、ずっと合トレの招集をかけ続けてくださいお願いします)
長谷川慎くん:Rad
夫の推しです。One More Kissのパイプ椅子さんへ、ちょっとそこ代わってください。私がパイプ椅子役やりますんで。夫がずっとニヤニヤしながら「俺の慎…さすが俺の慎だよ…かっこいい……」と呟いてて、挙句の果てには「俺の慎すごいだろ」とマウントを取ってきたぐらい、長谷川慎くんは炸裂していました。MCで陣さんに「口から心臓出てたよな」と言われて、否定しながらも口から心臓が出る動きをしていたの可愛すぎました。
龍くん:Rage
今回のドーム公演で一番びっくりしました。龍くん、表現の引き出しが増えてましたよね???もはやダンスというか音を体で奏でているような感じで、これまでの龍くんからさらに進化していたように思います…!Shangri-Laのイントロで小さく細かく舞っていたのを見逃しませんでしたよ。
鈴木昂秀くん:Resonance
やっぱり君がオンリーワン・ナンバーワン。巷で五条悟と騒がれていたのも、観客席を見つめて瞳をうるうるさせていたのも、キメるところはバッチリ100億点の表情を出していたのも、本当に本当に大好きです。スクリーンに映るたびに「たああぁああぁかひでぇえええぇぇぇッッッ!!」と何度も叫ばせてくれてありがとうございました。2日目の24karats STAY GOLDで肩チラさせて歌い始めた瞬間、鼻高々になりました。これからも誠心誠意込めて推させて頂きます(土下座)
後藤拓磨くん:Raw
いやぁ…最年少たっくんがあのソロを踊りきるなんて、誰も想像できなかったですよね?あのソロで会場の熱量が1段上がりました。それぐらい、彼のソロダンスは凄まじかったです。ライブのコンセプトや衣装づくりも担当してくれて、唯一無二の最高なドーム公演を作ってくれて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。たっくんありがとう!!!
ふぅ…。ここまでざっと6300字です。過去最高文字数です。それぐらい、私にとってはこの東京ドーム公演がスペシャルで、心に突き刺さる時間だったということです。
冒頭で述べた通り、当初は東京ドーム公演に対して一抹の不安を覚えていただのですが、そんな不安や心配は全く必要ありませんでした。むしろ、東京ドームが小さく感じました。
改めて、東京ドーム公演お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。心からの尊敬と愛をnoteを通してTHE RAMPAGEに送ります!!!!!
(ランペの過去ライブレポを置いておきます)