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琵琶湖一周、ビワイチ達成した

琵琶湖一周「ビワイチ」を達成した。

まだ途中箇所でのnoteが下書きに残っているのだけど、今の達成感を記しておきたい。

運が良かった。梅雨は6月後半に差し掛かっているのに、まだ始まらず、達成した昨日はギリギリの天候。晴天すぎず、曇り空の状態が長く続き、雨予報の時間になってもまだ降らない。やっと降っても気にならない程度で、6月はそんな感じでくぐり抜けた。

始めたのはゴールデンウィーク。でも、どうすればいいか情報をネット上で集めきれず、現地に行ってなんやかんやしているうちに、ゴールデンウィーク中に達成することは困難となり、週末に何回か分けて行くことにした。

ビワイチを知ったのは、京都の文学フリマで買った冊子の中だった。その人は歩いていたのだが、私にはとてもできそうにないと思い、自転車で行こうかなと思った。

でも、実際に自転車で行くとなってどこで借りれるのかが、わからなかった。たまたま検索で引っかかった近江舞子にあるゲストハウスジェイホッパーズのブログを見て、そこに行けば何かわかるかも?と思い、行ってみたものの、そこにあるのは特に興味なさそうな若いスタッフたちで、ビワイチについて聞いてみると「これを見てください」とQRコードを見せられるだけだった。そこで出会った外国人たちと楽しい時間は過ごせたのだけど、ビワイチにはつながらず、とりあえずゴールデンウィーク中に借りられた草津駅から出発することにした。

草津駅のレンタサイクルで借りたママチャリ。お尻は痛くなかったけど、長かった…

ビワイチ行程としては、こんな感じ。
①回目:草津→長浜
②米原駅→近江中庄
③新旭駅→近江中庄→琵琶湖大橋→草津
④大津駅→堅田→大津港辺り→近江大橋→草津→瀬田唐橋→大津

だから、4回に分けて200キロある琵琶湖を一周した感じになる。
単純計算すると、一回50キロだけど、②米原から近江中庄まではだいたい50キロに満たない。だけど、これは本当にこの距離で間違いなかった。たぶん、ここが高低差的に言えばいちばんきつかったから。あぢかまの里を超えた後の山道はビワイチ最高の傾斜と距離だった。
今思い出してもこのときの疲労感が最高だった。

長浜の水鳥観察。センターの中にある望遠鏡で見ると、多種の水鳥たちがくつろいでいた。

ちなみに、出発地点がスムーズに前回の終着点からになっていないのは、レンタサイクルの関係だ。前回が近江中庄が終着点だった場合の次のビワイチでは、新旭でレンタサイクルを借りて、いったん近江中庄まで北上してからスタートという感じ。

レンタサイクルでビワイチに最適化しているのは、大津港近くのお店か米原駅のレンタサイクル、守山のジャイアントストアだろう。なぜかというと、乗り捨てができるから。
乗り捨ては本当便利。3000〜5000円多めに払っても、あの返却に戻る大変さは、ね。長浜から草津は本当向かい風できつかった。

そして、やっぱりビワイチはスポーツバイクが良かった。
そして、ついに…クロスバイク買っちゃった!

浮かれてこの後、顔面をけがしちゃった。

南草津のアシストという、自転車屋さんで。自転車のブランド、ライトウェイ取り扱いのお店はそんなに多くはなく、ビワイチ終わってからも自転車を買うために滋賀県に通った。草津には何度行ったろう。何気に今回のビワイチで気に入った街の一つだ。

旧東海道沿いには、「トビラ文庫」という自宅の一部をオープンスペースにしているような素敵なところがあった。

トビラ文庫さんの村上春樹の本が並ぶ棚
トビラ文庫さんの中。畳でくつろげて、しかもドリンクをオーダーできる。美酢は自転車中にありがたい一杯だった。

草津のお気に入りはこれだけじゃない。
焼き菓子のラゴムさん。

コーヒーも焼き菓子もお店の雰囲気もすごく素敵だった。昨日、自転車を買いに南草津に来たついでだからと行ったら、残念なことにクローズだった。おそらく人気店だから、売り切れで閉めたような風だろう。
大津観光案内所でもラゴムさんはおいしいよね、と一致。草津は大津から割と近いのも良くて、大津も公園が多くて良い感じの街だった。

中でも、公園内にあるドイツレストラン、ヴュルツブルクはとってもおいしくて。やっぱりドイツビール最高!

私、普段ビール一杯は生中でOKなんだけど、これは生大レベルじゃないと、足りないくらいおいしかった…!
お店の雰囲気もとても素敵

将来どこに住みたいかと聞かれたら、草津かもしれない。それくらい、この辺は便利そうだと感じたし、自転車と公共交通、車がいい感じにあって(ただし、一部は渋滞やばい)それぞれの楽しみ方ができそうだなと思った。

あとビワイチしてて思ったのは、滋賀県民、バーベキューしすぎじゃ?っていうくらい、どこでもバーベキューのにおいがしていた。琵琶湖でキャンプして、っていうのはわかるけど、普通に道路を走っていても、なんだ?このおいしそうなにおいは?って思うことが何度か。どんだけいるんだろう?っていうくらいの大人数でバーベキューしているのも見かけた。ゴールデンウィークは特に多かった。もしかすると、ゴールデンウィークじゃなければそこまで多くもないのかもだけど、みんな琵琶湖や公園を楽しんでいるイメージだった。

人と自然の間にあるもの、琵琶湖とか公園がたくさんあって、それを楽しんでいる、こういうのっていいなぁと見ていて思った。

琵琶湖を眺めることができるカフェ
メタセコイア並木
琵琶湖を臨む公園
草津川跡地にあるおしゃれな複合店
草津川跡地の辺りには緑があって、おしゃれな公園という感じ

滋賀県では、京都や大阪みたいな都市と同じことやったって仕方ないよね、っていうのをわかっているのか、土地の良さを生かしているなと感じた。琵琶湖沿いにはいくつか立派な別荘もあったから、京都・大阪辺りの関西のお金持ちが緑や自然の景色を残したいという思いがある人も多いのかも。

まぁなんだかんだ言って、街なわけで、不便さがない緑のある場所が琵琶湖周辺だなと感じた。
ただ個人的には景色が特にきれいだと感じたのは、人気の少ない北側(塩津付近)や北西側(マキノから高島、堅田に至るまで)だった。

近江舞子
丸子船の館の隣にあるカフェ。大阪から来たご夫婦やっている
大崎辺り
近江舞子の湖岸
同じく近江舞子。花もあってきれいだった
夕陽も美しい近江舞子の湖岸。湖岸の美しさは舞子がピカイチだったかも

また行こう。

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