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帝王切開産後レポ~愉快な仲間たちの紹介~


前回の記事はこちら☟

大部屋に入れられた私。
入院前に個室の希望を聞かれたが、兄やんの時に個室で孤独すぎたし
大学病院で個室って大御所俳優か!と思い、個室は空いてればと希望を出していた。

4人部屋で私入れての3人。
これから退院まで長いお付き合いになるので、あだ名も付けといた。

私の隣が今回2人目を経腟分娩でご出産の2日先輩、さちこパイセン。
私の斜め前が、初産で帝王切開でのご出産の1日先輩、みよパイセン。

病室の配置

コロナ真っ只中で、カーテンも閉めっぱなしで
顔も見たことないけど、大部屋なもんで、会話は筒抜けだもんで
聞いてるわけじゃないけど、耳に入ってくるもんで、お互いの情報は完全に把握してしまう。これって大部屋あるあるなんじゃないか。

さちこは、2人目ということもあり、落ち着いている。
ナースコールも使い慣れている。
「20お願いしまーす」(ミルク20mlください、の意味)
「30お願いしまーす」

なかなか頻回に呼びつけるやーん。
そんな、軽い感じで呼びつけちゃっていいの?
気弱な私にできるかしら。

でも、最初から個室だったら、そんなんもわからんくて
ナースステーションまでミルク取りに行ってるだろうな。


みよは、私よりもほぼ1日先輩の初産の方。
私の今後は、みよの会話聞いてたらなんとなくわかる。
みよは初めてだらけで、来てくれた助産師さんに毎回質問責め。
持ってきてくれたミルクを見て、これどうやって作るんですか?って質問してて、
そっか、出来上がった白い液体持ってこられてもわからんよな。と妙に納得したのを覚えている。


全て筒抜けで聞こえてくるもんだから、カーテンこそ開けてないけど
「違うよ。みよが言いたいのはそういうことじゃなくて」とか
「わかるわかる。もう何もかもが初めてで何がわかんないかわかんないんだよね」とか
私は、みよと助産師さんの会話に毎回入っていた。

いや、もうカーテン開けてそっちのベッドに行ったろうかと何度思ったか。
なーにが感染症対策じゃ。
産後の困ったママをこのままにしておけるか!
もう、わたくしめでよければお話聞きまっせ、と腕まくりして鼻息荒くして聞き耳立てていた(言い方!)。

さちこは、後陣痛に苦しんでいた。
幸いにも私はさほど後陣痛の痛みがなかったので、術後なるべく痛み止めを使わないでおこうと思っていた。。。。んだけど、様子を見に来た看護師さんが「お薬入れておきますねー」って勝手に痛み止めボタンを押して薬を入れられて、もう!なんでやねーーんってなったり。

みよは、赤ちゃんの名前も助産師さん達に公表していて
みよの赤ちゃんは、ちゃんと名前で呼んでもらっていた。
(私も赤ちゃんの名前公表したのに最後まで読んでもらわなかったなー)

そんで、みよは、夜中にずっと赤ちゃんに話しかけていた。
「おーい。どうして泣いてるんだーい?」
「ふむふむ。なにが欲しいのかなー?」
「おにぎりー(赤ちゃんの名前)、まだ寝ないのかなー?」
「なーんでそんなに泣くのー?」

昼間もそちらの会話に入って相談の回答させてもらってるから眠れてないのに(完全に私の勝手にだけど)
夜もそんなに話しかけてたら、この部屋静かな時間ないやん。
夜のおにぎりへの問いかけには、さすがに私も答えませんぜ。

夜12時になると、みよもさちこも赤ちゃんを預けるので
やっと静かになる。

寝よう寝よう。
そういえば、私術後からまともに寝れてない。
ずっと会話に入ってるから、頭が働きまくって、でも体は疲れてるけど
頭覚醒状態で、寝ようと思っても、すっと寝れないんだからね。

おにぎりを預けた後、みよは軽いいびきをかいていた。
相変わらず私は寝れなくて、朝まで預けるはずだったのに夜中3時に
ナースステーションに坊ちゃまを迎えにいってビビられてしまった。
驚かせてすんません。

今回は同室のゆかいな仲間の紹介でおわり。
さちこもみよも元気にしてるかなー。
どこに住んでるのか、本名も知らないから、どこかで会ってもわからないね。ははっ。でも、私は勝手に同志だと思ってるからね。



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