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わくわくちくちく観察。「ポジティブorネガティブ」、制作への影響はある?
私たちは普段の生活の中で、誰かに何かをしてもらった時、「ありがとう」ではなく「すみません」と言ってしまうことが多いことに気づきました。
ネガティブなチクチク言葉(すみません)よりもポジティブなわくわく言葉(ありがとう)を使うことで、毎日がもっと楽しく過ごせるのではないかと考えました。
そこで、「実際に検証し、その結果をデザインで伝えるため展示会」を行いました。
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◎ 検証・展示を行った上での“気づき”
検証は校内の同級生や後輩に協力してもらい、4人〜5人のグループワークで作品を作っていただきました。チームはポジティブ、ネガティブそれぞれ4チーム、制限時間は1時間として観察しました。
作品の出来だけではなく制作過程や言動などを比較するため、動画や写真を撮影して観察を実施しました。
ポジティブチームは楽しい雰囲気で制作もスムーズに行えましたが、ネガティブチームは元気がなく、ポジティブに比べると制作時間がかかっているチームも多く見えました。
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検証結果を元に作品だけではなく動画、言葉でネガティブとポジティブをデザインしました。
展示物は作品、撮影した動画や写真の編集した物や検証結果、グループワーク内で出てきた言葉を表現した物、持ち帰れるポジティブ言葉とネガティブ言葉のステッカーになります。グループ内で出てきた言葉は書体や文字の大きさで表現しています。
「見た人に、ポジティブとネガティブのどっちが、より良いのかを考えてもらえる展示」を目指しました。
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◎ グループワーク・検証の記録
■ 展示会で流したムービー
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■ グループワーク検証の様子
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◎ 検証・展示を通して、プランナーの“感想コメント”
■ 会沢はづき:
「ごめんありがとう」という単語みたいに使ってました笑。これからは再確認し、前向きに頑張ります! とっさに出る言葉の「ありがとう」が広まったらいいと思いました。
■ 飯山未貴:
この観察をきっかけに、すいませんからありがとうを言う事が多くなりました。ネガティブ言葉からポジティブ言葉にしただけで、素敵女性に近づけたのかなと思います。
■ 西形清香:
この検証を行うことで、「ありがとう」と伝えるだけでなく、ポジティブに生活することで、人付き合いや物事がスムーズで明るくなると気づくことができて良かったです。
■ 李雨珊:
外国人なのに、いつの間に日本人みたい「ごめん、ありがとう」と言うようになってしまいました。この観察を通じて、最初に「ありがとう」をよく言う自分に戻れて良かったです!