香港とコックローチの話
2018年から3年半の、香港での海外生活を振り返ってみるよ。
少し古い話だから今と違う部分があっても怒らないでくれよな。
高温多湿の代表選手
僕は気使いができる男なんで、品のない言葉を使って、みんなに不快な思いをさせたくないと思ったから英語にしてみたよ。
香港とは切っても切れない、虫の話。
香港に行く前から、とにかくコックローチがわんさかいると聞いていたので、「望むところだ」と僕は結構気合を入れて海を渡ったんだよ。
絶対に俺の家に発生させない、とね。
結果的に、3年半の間、我が家でその手の害虫を見かけたことは、ほぼ無かったね。
あったとしても、小さく弱々しい状態でウロウロしてるヤツを見かけたことが1回あったかないかくらいだったね。
完全勝利だったと言っていいと思う。
俺のコックローチ対策
僕が実践したことをまとめてみるよ。
* アロマを買ってきて、定期的に焚いていた。買ったのは確かクローブ
* 一時帰国する際は、バルサン的なものを焚いていた(とはいえ、1〜2年目以降はやらなかった)
* 部屋で見つけた隙間という隙間を穴埋めした(多分これが一番良かった気が)
家賃が30万円相当もするくせに、部屋中隙間だらけだったんだよね。
つまり、その隙間から家の中に虫が入ってきているとにらんだんだ。
さすがに窓際に隙間はなかったけど、
コンセントカバーと壁の間とか、換気扇のまわりとか、
何かを取り付けている部分のまわりが雑。
おばあちゃんがはじめてつくった、エヴァンゲリオンのプラモデルのほうがまだ丁寧にこしらえられていると思うよ。
穴埋めで活躍したのは、香港ではお馴染みの「ねりケシ」的なやつ。
香港では、セロテープやノリの代わりに壁に紙なんかを貼り付けるときに使う超必須文房具だよ。
普段は、「あのくっつくヤツ」とか言ってたけど、
商品名は、「Blu Tack」っていうのかな。
要注意は見えない所
そして一番の盲点は、台所のシンク下。
覗いてみると、隙間というか、まんま空間があるんだよね。
すでに塞いでいる部分もあるけど、右上の黒い部分の向こうは多分隣の部屋とかそういうトコ。
これらの隙間や空間をダンボールとガムテープでガッツリ塞いだんだ。
とはいえ、そこらじゅうでいっぱい見かけたけどね
とはいえ、横断歩道で信号を待っていると、ブロックの隙間だから顔を出してきたヤツもいたし、
完全に忘れることはなかったけどね。
でも悲しいかな、「あ、いるや」くらいの免疫がついてしまったことも事実かな。
とにかく、家の中という限られた空間であれば、シャットアウトすることも可能だってことだよ。
これは日本でもしかりだと思うね。