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PS4のPVセットを買った

時代はVRだと、今更ながらふと思った。

というのも、アフター・コロナの世の中、スポーツ観戦や音楽ライブの分野でVR配信というのが加速するだろう、などと春頃のリモート飲みの場で話題になったことを今更ながら思い出して、急にVRセットが欲しくなった。

で、絶賛プレイ中のパワプロ2020もVR対応しているようなので、PS4対応のPRセットを買うことにした。
ヤフオクで買ったのだが、初心者にはなかなかややこしかったのでメモ。

ヤフオクでPS4のPRセットを買う際に思ったこと

* 付属品が多過ぎ。出品者によっては「画像に写っているものはすべてです」とだけ記載されており、フルセットなのか否かわかりづらいケースもある
* とはいえ付属品で注意するのは2点かと。ヘッドフォン(ヘッドフォンと言われるとしっかりした印象があるが、どう見ても「イヤフォン」だと思う)の有無と、カメラ(camera)の有無
* ヘッドフォンは有ってもなくてもプレイできるが、カメラがないとプレイできないので要注意(僕は知らずにカメラなしを買ってしまったので、別途カメラを単品で購入することになった)
* そもそもヘッドセットとカメラは別商品という位置づけのようで、VRを体験するには全部で3つのアイテムが必要。PS4本体ヘッドセット(一般的に想像するゴーグルタイプのやつ)と、あとカメラ(横長の筒のようなもの)もなければいけないという認識がまず必要
* 「CUH-ZVR2」が2020年現在、最新版(CUH-ZVR1もある)
* 接続は見た感じ大変そうだが、やってみると手順が多いだけで意外と簡単

パワプロでVRプレイしてみて思ったこと

で、さっそくパワプロ2020をやってみたのだが、感想と注意事項。

* VR対応モードと非対応モードが有り、僕は「ペナント」「ホームラン競争」「練習」で楽しんでいる
* VR対応モードであっても、プレイ開始前に「VRモード」を選択する必要があり、「VRモード」をセレクトしないと、ヘッドセットを装着して通常の画面を見ながらプレイするというマヌケなことになる
* 「打撃」に関しては想像通りの臨場感と迫力
* ペナントの場合、「守備」においてはバックネット裏の2階席あたりからの見下ろすようなアングルになるため客観的に観戦しているような感覚。また打球を追うのも遠すぎてわかりづらい気がする。ので、僕の場合、守備は「オート(COMにお任せ)」にして、送球から自分操作するようにしている
* 同じく「投球」においても、投手の頭の上辺りからの俯瞰のアングル。投手目線のアングルの方がマウンドに立っているような緊迫感を感じられたような気もするので残念
* 「なりきりモード」でVRがあれば、最高だろうなぁ

VRのその後

冒頭にも書いたが、リアルのスポーツ観戦の分野にVRがもっと入ってきてほしい。

たとえば今やってるMLBのワールドシリーズなども、アメリカにいて球場近辺の人間しか事実上スタジアムでの観戦チャンスはない。
しかしテレビ配信とは別に、VR配信すればその臨場感を味わいたい人は有料でも観戦チケットは購入するのではないだろうか。
日本はもとより、広いアメリカ国内でもけっこう売れると思う。
まあ設備投資のコストが莫大にかかるだろうけど、VRだったら入場者数の制限もないしそれこそれ世界中の人間をターゲットにできる。
また、スポーツ観戦よりもまだまだ課題の残っている音楽ライブは、なおのことウィズ・コロナの打開策としてVRでの観戦、イベント参加としてのビジネスに一役買えそうだ。

いずれ、Googleマップやストリート・ヴューを見て海外旅行に行ったような気になるような感覚で、海外旅行とかもVRで体験できるようになるのかもな。
でもそれはそれで、なんとなくもの寂しい気もするのだが。

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