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データたちへの鎮魂歌(Vol.13・5回中京最終週で狙いたいロベルト系)

お世話になっております。UMAJIN編集部員の平石です。

予想を含め競馬に関する記事を書いておりますと、せっかく調べたのにタイミングが合わず原稿に使えないデータというのがどうしても出てくるもの。
また平石は思いついたことを後先考えずに調べて、最終的に「これ使うタイミングないのでは……?」となるパターンが多い人間でもあります。我ながら無計画が過ぎる。

今週末使えるかもしれないデータをご紹介。どこかで誰かのお役に立つことを祈って……!

☆5回中京最終週で狙いたいロベルト系

京都競馬場の改築工事に伴って、ここ3年は9月の阪神開催が中京開催(5回中京。20年は2回中京)として実施されています。この5回中京の最終週の芝で圧倒的な強さを誇っている血統が。

それがロベルト系。

◎5回中京の最終週の中京芝におけるロベルト系成績(近2年)
【8-6-3-14】
勝率25.8%、連対率45.2%、複勝率54.8%
単勝回収率106%、複勝回収率96%

なんと2頭に1頭が馬券に絡む計算。単勝回収率、複勝回収率を見ると大穴がバカスカ走るというよりは人気馬がきっちり期待に応えるという毛色なのかもしれませんが、それでもこの成績は優秀です。

秋競馬は台風の中での開催も多く、最終週ともなると馬場にかなりのダメージが残ることも。そうなるとロベルト系のパワーが活きてきやすいコンディションになるのかもしれません。

昨年の5回中京最終週の日曜メイン・ポートアイランドSも、ストロングリターン産駒プリンスリターンとモーリス産駒ルークズネストでロベルト系ワンツー。ついでに3着レッドガランは母父シンボリクリスエスで、ロベルト持ちがワンツースリーという結果に。

平石はこれを見てようやく“中京秋のロベルト祭り”の存在に気付いたのですが、時すでに遅し。1年間の雌伏の時を経てようやく今週を迎えた形になります。なんとか今年も“ロベルト祭り”になってくれないものか……、と今から祈っているところです。

参考までに特別登録段階での父ロベルト系をピックアップしておきます。実際に出走してきたらチェックしておいて良いかもしれません。

土曜10R 関ケ原S(芝2000m)
・ホウオウリアリティ(モーリス)
・マジカルステージ(モーリス)
・メイショウボサツ(エピファネイア)

日曜9R 浜名湖特別(芝2000m)
・グッドリドゥンス(フリオーソ)

日曜11R ポートアイランドS
・該当馬なし
母父ロベルト系は以下の2頭
・ウインアグライア(母父Arch)
・エンデュミオン(母父ブライアンズタイム)

<こちらも要チェック!>

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