【週末回顧録】このまま負けてなるものか！（11月18日・11月19日）
お世話になっております。UMAJIN編集部員の平石です。
「未来の馬券の的中は振り返りから！」ということで、先週末の競馬を振り返っていくこの企画。土曜・日曜の競馬で気になったレースをピックアップ。さっそくやっていきましょう。
詳細については上のバナーからぜひチェックを！
＜土曜日＞
■東京5R 2歳新馬
・ヘテンドール（2着）
出遅れて4角で外を回して進出するロスの大きな内容ながら、最後まで長く脚を使って2着。いかにもルーラーシップ感ある競馬でした。粗削りな内容でしたが競馬としてはかなり強い形。次走も人気するでしょうがきちんと押さえておきたいですね感。
■福島6R 3歳上1勝クラス
・ライツフォル（2着）
「外枠は好材料やで！」と思っていたら道中で内に入れて砂を被せるレースを選択。案の定、4角では砂を被ってガチャガチャしていたものの、直線でうまいこと外に出したらしっかり脚を使いました。現状、エンパイアメーカー譲りの気性の悪さを感じる馬で、砂を被らないレースが理想。内枠ならハナ、外枠なら外の好位がベスポジになりそうです。
■京都8R 3歳上2勝クラス
・ニホンピロキーフ（1着）
直線平坦コースが得意なニホンピロアンバーっ仔とはいえ、まさか昇級初戦でのマイルで勝ち切ってしまうとは。半兄タイズもいい馬でしたが、弟はそれ以上な気がしてきました。将来的にはローカルGIIIの盟主になっていそうなイメージもあるので、引き続き追いかけてみたいところです。
＜日曜日＞
■東京4R 2歳新馬
・タイセイリアル（1着）
稍重の東京ダート1600mの新馬戦で1分37秒8の勝ちタイムも優秀ですし、上がり3Fの36秒3はもっと優秀です。気性がちょっとややこしそうなのが玉に瑕ですが、上のクラスでもやれるだけの脚力は見せました。気性が成長してくるようならかなり楽しみな素材だと思います。アロゲートはすごいし、ハイクレアもすごいですねという結論で。
■京都4R 2歳新馬
・エルミラージュ（9着）
2番人気に支持されていましたがゲートで遅れてレース終了パターン。1秒近くゲートで固まっていたのでさすがにそれは無理ですよね感。CWの追い切りを見るかぎりでは脚力があるのは間違いなさそうですし、偶数枠で変わり身があるかもしれません。
■東京10R 秋色S
・リアグラシア（2着）
・コレペティトール（4着）
3勝クラスの芝マイル戦で前半600mが37秒6、1000mが61秒8はお散歩案件。ラスト3Fが10秒9→10秒8→10秒9と10秒台を3つ並べたのも納得のスローペースです。
リアグラシアは外の好位を回して勝ち馬とクビ差の2着。久々の好走でしたがこれはペースがハマった感も。今後もスローの大箱マイルなら狙える感じがあります。コレペティトールは6番手からではさすがに届かんよ案件。もう少し上がりのかかるような展開なら前進がありそうです。
■京都11R マイルCS
急遽の乗り替わりとなった藤岡康太騎手がナミュールを華麗に勝利に導きました。
4F目が12秒2までガツッと緩んだので、マイルらしい流れというよりは、1800m向きの馬も対応できる展開になったように思います。事前に「1800m向きの流れになるようなら」というイメージで狙っていたジャスティンカフェが3着にきたのはそのあたりの現れなのではなかろうかと。
確かに後方待機勢が上位を独占したような結果になりましたが、これは前が止まったというより、後ろの中距離向き差し馬に、スピードレンジの違いで先行してしまったピュアマイラーが目標にされ切れ負けたという結果で整理した方がいいように思います。
ただそうなるとシュネルマイスターが全く伸びなかったのは結構不可解だったり。出遅れがあったにせよ、展開としては絶好だと思えただけに、いろいろと今後を考える必要が出てきた感じも……。
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