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ひとり佛跳牆会

ぽ

ついに、“知る者” になってきました

例の会、開催

これは6月ですが、行ったのは4月でした　そして投稿されたのは……考えるのをやめよう
前回は募集日なことを忘れて寝る前に気づき、既に枠は埋まっていてウォーになったのですが今回は忘れずリマインドを入れて予約に成功


ということでやってきたのであった

いざ入店

セットされています

33
ずらっと

本日のメニュー

すごそう

さて、人が集まりお店からのご挨拶などが済んだら最初からクライマックスです

うおーーーーー

開けた瞬間の香りがものすごい

みっちみち
来たぞ

具を取り出してまずはスープだけを

わけわけ

やってきました　みんなの憧れ佛跳牆

冬瓜みたいな匂いがしてとろとろ、鶏脂と帆立の香り、そしてコラーゲンたっぷりで舌に絡みつく
いろいろな種類のうまみがあり、合わさった結果の香りでもあり、元を探るもよくわからなくなってのうみそがとろける

これいっぱいでもう満足してしまいましたが、スープを飲んだ後は具材を食べます

金華ハム　ほたて　あわび　
淡水魚の浮袋　なまこ　しいたけ
烏骨鶏　すっぽん　朝鮮人参　ふかひれ

すっぽんは最長で3年飼育のものとのこと

手前がなまこ

こんなにでかくて分厚いなまこ初めて見た　むっちむちです

あわび　ふかひれ　浮袋　ほたて

あわびは煮込まれて超やわらか食感に
浮袋はかなりオイリーで不思議な食べ物でした　

烏骨鶏

骨までほろほろになるくらいとろとろ

しいたけ

肉厚の冬菇　煮込まれてもなおしいたけのうまみがあり、さらにスープのうまみも吸った超やばいしいたけと化している

ふかひれ

きゅりきゅりしたふかひれ　ちゃんとしたふかひれそのものを初めて食べたかもしれない
食感があってスープを吸い込んでいてよかったです

さて、佛跳牆はスープなのでコースはまだ始まったばかり

鳩のパリパリ揚げ

うーんぜったいうまい

パリッパリのかわと野性味のある肉の風味　うまい

ハト・ヘッド

頭があったので当たりです　首周りの皮がパリッパリでうまい

お次も鳥

名古屋コーチンと自家製腸詰のミルフィーユ

すごいビジュアルだ　生命への感謝の念が湧く
このあともしばらくこういうものが続きます

しっとりした名古屋コーチンの胸肉になめらかなソースが絡まってうまい　そして肉に腸詰めの甘みが足されているのがすごく良い　とてもおいしいです

おつぎ

マカダミアナッツとほたての炒め物

砂糖がらめっぽくされたマカダミアナッツ入りの炒め物　
カシューナッツはよくありますがマカダミアが入ってるタイプ初めて見ました

タレをまとってつやつやの具材たち

ほたて

ほたての甘さと塩ダレのしょっぱさに、マカダミアナッツの甘脂っぽさがうまい　アスパラもシャキシャキでジャストの火の入りです

続いての生命

ウナギの豆鼓蒸し

すごい　龍イメージの盛り方らしいです

筒切りにされたウナギのにゅるっともっちりした身に甘辛い豆鼓のソースがかかって最高でした
うなぎが筒切りになって骨入りの状態で出てくることがまず新鮮だし蒲焼でないのも新鮮　一番気に入ったメニュー

さらに生命

アカハタの姿蒸し

巨大なアカハタが丸ごと

かっこいい

これも美しく盛られて登場

そして小分けに

姿蒸しの魚から出たおいしい汁とタレの醤油が合わさって完全にうまい液体と化したタレを、ハタのほわほわの身が受け止めて完全になりました　完全栄養食ってこれだったかもしれない

続いて

湯葉の煮込み　鮑ソース

あわびと湯葉の煮込みかと思っていたところ、あわびを煮込んで作ったソースを湯葉にかけたもの　でした

ツヤッツヤ

こっくりまったりとろりとした濃厚なソースが淡白な湯葉に絡まって最高に

むしゃ

この湯葉の層にソースを存分に絡めることで最高になります　うまい

王老吉ブーム

さて、次の一皿が

伊勢海老伊府麺

なんか想像と真逆のものが来ました　す、すごい　ジャンクだ

わけわけ

麺をチーズにからめます

スーパー写真タイム

そしてこれが伊府麺

あげてある

茹でて使うらしいです　インスタント麺みたい

伊勢海老チーズ伊府麺

伊勢海老伊府麺と言われて誰が殻付きぶつ切りの海老がチーズの海に浸ったものが出てくると想像できるだろうか

ずるる

ふしゃふしゃの伊府麺にこってりチーズソースが絡んでインスタントのカルボナーラ味ラーメンみたいです　雰囲気がそんな感じというだけで、味はかなりうまい方向

からを剥く

チーズソースのしょっぱとろみとぶりぶりの巨大な海老　強い　伊勢海老をこんな使い方していいんだという気持ちに

シメのごはん

腸詰と腊肉、アヒルもも肉の煲仔飯

定番にして優勝が約束された一品

肉のうまみと腸詰めの甘み、このあまからいタレが染み込んで炊けたかための米が最強にうまいのだ
そのうちこれも自作したいですね

そしてコースの締めくくり　甘味

ツバメの巣の甘味

人生で初めてツバメの巣を食べる

くこのみ　はす　ゆりね　ツバメの巣

ほんわりと甘くてあったかく、パワーのあるものを食べまくったあとにふさわしいさっぱりさ
ツバメの巣はほろりとくずれる糸寒天のようでした


ということで真の意味で佛跳牆をご存知になってきた話でした　これで人生でやりたかったことがひとつ片付いた　よいはなしだ
みなさんも佛跳牆を知りましょう

ではまた

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