日々の生活に気軽に「米食」を取り入れよう!
みなさん、こんにちは!
福島県天栄村で「う米めん」というグルテンフリーの米粉麺を製造している樽川千香子と申します!
梅雨時期の蒸し蒸しと暑い日々が続いています。皆さんは体調等崩されていませんか?
先月末のお話ですが、素敵なご縁あって第20回福島県議会議員勉強会にて発表の機会をいただきました!
う米めんのこれまでの取り組みや、米粉市場の明るい未来についてなどをお話させていただき、私自身も有意義な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
改めて、多くの方に米粉が注目されていること、関心が高いことを実感いたしました。
これからも日々精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします!
さて、今回のnoteでご紹介するのは「米食」についてです。
以前、これから迎える夏に向けてお米を食べよう!というテーマでお話をさせていただきました。
う米めんならお米の栄養もしっかりとれて且つ冷してツルッと食べられるので、ほかほかご飯がなんだか喉を通らない夏にも最適です。
でも、実は季節に限らず日本の農林水産省は「米食」を推進しています。
今回の記事では、そもそもなぜ米食がいいとされているのかについてお話していきます!
日本の米食の歴史
日本では「和食」という食文化があり、和食はご飯と汁物、三種類(主菜1つと副菜2つ)のおかずが揃った一汁三菜と呼ばれる基本の献立があります。明治以降ではおかずにお肉が加わるなど、時代に合わせて少しずつ様式を変えていますが、基本の形に大きな差はありません。
古くから食べられているお米を中心とした米食文化は、栄養バランスはもちろん、これまでの日本の食文化を表しているともいえますね。
そんな歴史が長く続いた米食ですが、最近の研究では日本人の体に合った食事であるという研究報告もあるようです。というのも、遺伝子的にお米を食べても太りにくい体質の方が多いとか!?
長い歴史の中で続いた米食。それが日本人の体には合っているのかもしれませんね。
お米の栄養について
そもそもお米は、皆さんが思っている以上に栄養豊富な食材なのです。例えば、玄米100gあたりで言うと炭水化物が77%、タンパク質が6~7%含まれているとされ、これは体を動かすエネルギー源として大変優秀な数値であると言えます。加えて、ビタミンやミネラル、アミノ酸なども豊富な上、消化吸収率は98%と吸収率も優秀なので、正に高栄養食の代表格!食味も柔らかくどんなおかずにも合いやすいので、しっかりバランスのいいメニューを食べて、毎日を元気に過ごしていきましょう!
お米と経済
また別な角度から米食について考えてみましょう。
皆さんも、一度は「食料自給率」と呼ばれる言葉を耳にしたことはあるかと思います。
現在の日本の食料自給率は、カロリーベースで言うと38%、生産額ベースで63%とされ、自国で生産している食べ物の多くは輸入などに頼っていると言っても過言ではありません。
しかし、昨今のコロナ禍や社会情勢の不安定化等、私たちの生活環境の変化は大きく変化しいつまでも食べ物を輸入に頼ってばかりはいられないと考える機会も増えてきたかと思います。
そんな中、実はお米に限っていえば自給率はほぼ100%と言われ、先に述べた国内食料自給率の中でも大きな割合を占めている食品、つまり、外国や社会情勢には左右されない食料安全保障の要である食品であるとも言えます。
こんな時代、そんな観点からみると、改めて国内のお米のあり方について考えてみるいいタイミングなのかもしれませんね。
改めて「お米を食べる」を実行する、ということ。
いかがだったでしょうか。
米食は歴史的にも、私たちの体質的にも、はたまた日本国としての食べ物の在り方など、様々な点から私たちを支えてきた基本的な文化の側面も持っています。
国としてもお米の消費拡大を推進している中で、私が思う新しい米食のあり方として、う米めんを皆様に知っていただければ嬉しいです。