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『地方創生』『地域おこし』『マーケター』もはや詐欺師とアホしか使わないワード
「地方創生」「マーケター」「地域おこし」──これらの言葉を聞いて、あなたは何を思うだろうか?
もし「何かすごいことをしている人たちのことだ」と思うなら危険信号だ。なぜなら、これらの言葉はもはや**「中身のないバズワード」**と化し、詐欺師とアホのための都合の良い道具になっているからだ。
「地方創生」の掛け声のもと、どれだけのプロジェクトが生まれ、そして消えていったか?
「マーケティングの力で地域を活性化!」と謳うマーケターは、本当に地方を救えたのか?
「地域おこし協力隊」は、どれだけの地方を本当に盛り上げたのか?
答えは明白だ。地方は疲弊したままで、「マーケター」と名乗る人間の大半はSNSで語るだけで終わり、「地域おこし協力隊」は制度を食い物にする人間が多すぎる。
この記事では、なぜ「地方創生」「マーケター」「地域おこし」という言葉が詐欺師とアホの専売特許になってしまったのかを掘り下げ、どうすれば本当に地方を変えられるのかを考えていく。
1. 地方創生はほぼ詐欺ビジネス
「地方創生プロジェクトが立ち上がりました!」──この言葉を聞くたびに、地方に住む人間はこう思う。
「またか」
なぜなら、こうしたプロジェクトの多くは、最初から『終わること』が決まっているからだ。
どういうことか?
例えば、国や自治体が「地方創生」に関連する補助金を出す。すると、補助金ビジネスに目をつけた企業やコンサルが集まり、「地域の魅力を発信するプロジェクト」を立ち上げる。
だが、その大半は補助金が尽きたら終わる。実際、以下のようなプロジェクトが乱立しては消えていった。
オシャレなゲストハウスやカフェ
→ 移住者が「地域を盛り上げるために!」と作るが、地元民が来ないので経営が続かず撤退インバウンド向け観光プロジェクト
→ 外国人観光客向けに何かを始めるが、マーケティング不足で人が来ない地域産品のEC販売事業
→ 地元の名産品をネットで売るが、リピーターがつかずに消滅
これらのプロジェクトの共通点は、「本当に地域に根ざした事業」ではなく「一時的な話題作り」でしかないということだ。
地元に愛されない店は消えるし、地元の人が使わないサービスは続かない。当たり前のことだ。
では、なぜこんな無意味なことが繰り返されるのか?
答えは簡単。「地方創生」という言葉が、金を引っ張るための道具になっているからだ。
2. マーケターはほぼ詐欺師
次に「マーケター」という言葉について考えてみよう。
マーケターと名乗る人間は、大体こんなことを言う。
「デジタルマーケティングで地方の課題を解決!」
「SNSを活用して地域ブランディングを!」
「ストーリーテリングで商品の価値を高める!」
だが、実際に地方で結果を出せたマーケターがどれほどいるのか?
正直なところ、ほぼゼロだ。
彼らの大半は、ただの「言葉遊び」をしているに過ぎない。例えば、こんなマーケターをよく見かける。
① SNSフォロワー数だけで語るマーケター
「フォロワー1万人のインフルエンサーが地域のPRをすればバズります!」
→ いや、1万人のフォロワーがいても、そのうち何人がその土地に来るのか?結局、地元の人が行かない限り、店も観光地も続かない。
② 机上の空論だけのマーケター
「ペルソナを設定し、ターゲットのニーズを分析しましょう!」
→ で、実際にそのターゲットが来ているのか?ほとんどの場合、「分析」だけして終わり。
③ マーケティング=SNS運用だと勘違いしているマーケター
「地域の情報を発信し続ければ、自然とお客さんが増えます!」
→ そんな簡単にいくなら、全国のシャッター商店街はとっくに復活している。
要するに、「マーケター」と名乗る人間の多くは、マーケティングを実際の売上や利益につなげる能力がないのだ。
彼らの得意技は、「それっぽいことを言うこと」だけ。
3. 地域おこし協力隊はもはや制度の食い物
「地域おこし協力隊」という制度も、すでに怪しくなってきている。
本来は「都市部からの移住者が地域活性化に貢献する」ための仕組みだったはずだ。だが、実態はこうだ。
やる気のない移住者のニート化
地元の人と馴染めず、3年で帰るだけの人が続出
役場の人間も「どうせいなくなる人」と思っている
もちろん、うまくいっている事例もあるが、大半は税金で雇われた「なんちゃって地域活性化人材」になってしまっている。
4. 詐欺師とアホの見分け方
詐欺師の特徴
「地方創生ビジネスで成功しました!」と実績を盛る
自分では事業をせず、他人を巻き込んで金を引っ張る
SNSでは華やかな報告をするが、実際には何も生み出していない
アホの特徴
「地方創生は絶対に成功する!」と根拠なく信じている
失敗しても「地域の理解が足りなかった」と他人のせいにする
5. 本当に地域で活躍する人間とは?
では、どうすれば本当に地方を変えられるのか?
答えはシンプルだ。
「地方創生」とか「マーケティング」なんて言葉を使わずに、実際に地域を訪れる人や地元の人が喜ぶことをやることだ。
・農業なら、実際に現場に入って利益の出るモデルを作る
・商業なら、地域の暮らしに必要とされる店を作る
本当に地方で結果を出す人は、「地方創生」なんて言葉を使わない。彼らはただ、「地元でちゃんと商売をしているだけ」なのだ。
「地方創生」「マーケター」「地域おこし」
無自覚にこの言葉を使うやつはただのアホだし、自覚的にこの言葉を使って人を操ろうという者は詐欺師に他ならない。
あと、これは言うまでもないと思うが、「SDGs」を臆面もなく言う奴は間違いなくアホな。詐欺師すら使わない。