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地方創生の第一歩の行動をしよう~地方創生カレッジというサービスがある~
地方創生という言葉、最近よく聞くようになった。人口の東京一極集中という実情があり、それにより、地方の活力が弱まるという問題がある。その問題に対して地方創生という解決策が提示された。
地方創生という言葉は知っている。また、じぶんの地元を活性化したいという思いもある。ただ、どのように地方創生に取り組んでいくことができるのか?ともどかしい思いをしている人も少なくはないと思う。
どうやって地方創生に取り組むのか?
地方創生カレッジというサービスがある。このサービスは内閣府補助事業という国家的プロジェクトの一端であり、“地方を変えるための” 知識が身につくという謳い文句をとっている。
地方創生の順序として、
1. どのような取り組みがなされているのか学びつつ、自分でどんな取り組みができそうか考える
2. 地方創生の目的設定を行う
3. 目的達成のための行動を計画する
4. 行動・改善を繰り返す
5. 地方創生の実現
という流れを想定する。それらすべてに関する情報源として地方創生カレッジの有用性が認められる気がする。
以上まとめると
- 地方創生カレッジというサービスがある
- このサービスを基盤として、地方創生の取り組みができそうである
といったところである。
以下では、地方創生カレッジでとりあげられている、地方創生の実例をまとめたものを紹介する。
地方創生の手段として何があるのか?
キーワード:
**#ICT #まちづくり #DMO #ローカルブランディング#農林水産業 #六次産業化 #中心市街地活性化**
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・ICTを利用した“見える化”で過疎地のバス路線を再生 **#ICT**
事業内容:バスにセンサを設置したりGPSを利用したりして、データを収集し、それを利用してバスの運行計画の改善を行う。
必要人材:国の政策や支援に対する知識を持っている方。なぜなら国の支援金や制度を利用して事業をしていく必要があるから。
・市民目線で推進するまちづくり **#まちづくり**
事業内容:自治体の政策決定の支援や、まちづくりの推進
・広域連携DMOで瀬戸内のブランド化による地域活性化に挑む **#DMO** (≒ローカルブランディング)
- DMOってなに
DMO=観光地域づくり法人
"地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに地域への誇りと愛着を醸成する「観光地経営」の視点に立った観光地域づくりの舵取り役"(国土交通省-観光庁)
事業内容:インターネットを利用した**マーケティング(≒プロモーション)**と、マーケティングするための**資源を整備**する。資源の整備だけでなく、事業団体が**プロダクトを開発**するための財政支援も行う。
- ユニークなアイデアと強靭な実行力で“厄介もの”を観光資源に **#ローカルブランディング**
事業内容:地吹雪体験ツアーを実施する。青森の雪の気候を活用したツアープランである。
すごいえげつない広告活動をしていた。ドラマがある。
- 三陸の豊かな資源をマーケットにつなぎ直したい**#農林水産業**
事業内容:魚介類をインターネットで販売する。おつまみレシピを開発する。
一次産業従事者の存在があって、マーケットに商品を輸送することができるのだが、**一次産業従事者との連携**を確保することが難しい。
- 行政の助け無し、地域住民だけで過疎集落を再生させる。(住民自治) **#六次産業化**
- 六次産業化ってなに
農林漁業の6次産業化とは、1次産業としての農林漁業と、2次産業としての製造業、3次産業としての小売業等の事業との総合的かつ一体的な推進を図り、農山漁村の豊かな地域資源を活用した新たな付加価値を生み出す取組 [(農林水産省)](https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/6jika.html)
おそらく、一次産業から最後のサービス産業までを一次産業従事者がやりきる仕組みになることをいう。
事業内容:空き家を迎賓館として芸術家を誘致し、集落内にギャラリーやカフェもできた。休耕地を借りてサツマイモを栽培し、芋焼酎を作って売った。
- 中心市街地の再開発事業を民主導で行う **#中心市街地活性化**
事業内容:ふらの農協、商店街団体、金融機関、商工会議所など59名から支援を受け、超高齢社会に対応したコンパクトシティづくりに取り組む。具体的には、企画のための調査活動や、設計活動、運営活動などである。
- コンパクトシティの概要:
1. 富良野の豊かな資源、農と食をテーマとした施設「**フラノマルシェ**」を2010年に立ち上げました。観光客には市街地を回遊してもらうためのまちなか観光の玄関口、市民には買い物がてらゆっくりとくつろいで滞留してもらう拠点。
1. **ネーブルタウン**:商業・賑わいゾーンと医療・福祉ゾーンの2つからなるコンパクトタウンです。先ほど紹介した「フラノマルシェ」は「ネーブルタウン」の商業・賑わいゾーンの中核となっています。
医療・福祉ゾーンには、中心市街地への人の流入を高めるために、マンションのほかに、介護施設、クリニック、調剤薬局、保育所などを設けます。進行しつつある超高齢化社会に対応する中心市街地でのコンパクトタウン化を担う。
地方創生の第一歩として
問題を見つけることがあろう。
問題発見の手法がまとめられた講義を受講する
ことから始めてみてはどうか。