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絶対に断られない!?「YESを引き出すお願い」3ステップ
どうも、うまちゃん先生です。
先日ふと目にしたニュースがありました。
「福島市、ごみ出し違反で開封調査 分別ルール徹底へ」https://news.yahoo.co.jp/articles/d74683cc0fff34dab8b4842d7e9e7987f87566dc
平たく言えば、福島市が来年3月より下記のようなルールにするというもの。
①分別ルールを守っていないゴミは回収せずに、違反シールを貼ります!
②一週間経っても改善されない場合は、中身をチェックして誰が出したゴミかを調査します!そして直接指導します!
③それでも改善されなければ、ホームページで名前を公表します!
ふーむなるほど。こりゃ守らんといかんとなりますわ。
しかし、予想通り、これについては賛否両論。
「やりすぎでしょ」
「人権侵害だ!」
なんて声もあれば
「うちのところは氏名どころか、電話番号までゴミ袋に記載していた。だから分別をしない人なんて、ほぼ0だったよ。」
なんて、「マジかよ」と思うような意見まで様々。
さて、ここで問いかけ。
皆さんが市長ならば、どうやって分別のルールを守らせますか?
今日はこの問いかけを軸に、一緒に考えてみましょう!
①「絶対に断られないお願い」ができたら最強
以前、「伝え方が9割」という本を読んだことがあります。
これが、まあーーーーーー、面白かった!!!!
要は、人にお願いをするときどうやって「YES」と言ってもらうかを、すっごくわかりやすく書いている本なんです。
もしもあなたがお願い事をして、絶対に断られなかったとしたら、無敵じゃないですか??
「俺と付き合ってよ!!」
「YES!!」
もちろん、無条件にYESをもらうことはできませんよね。
YESをもらうには、守らなければならない3つのステップがあるのです。
・・・それ、知りたいですよね?
(知りたいならこの記事をイイねして、私をフォローしてね!)←心の声
②YESをもらう3ステップ
ズバリ言いましょう!
準備はいいですね?
YESをもらうための3ステップはこれダァぁぁっ!!
1.思ったことをそのまま口に出さない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをする
さぁ!これであなたも福島市の市長に・・・!
いや、わからんがな!説明せぇ!
おっしゃる通り。では順を追ってご説明します。
まず例えば、あなたには意中の女性がいて、デートに誘いたいと思っています。名前はミチコちゃんにしましょう。
ここからはミチコちゃんにデートのお願いをして、YESを引き出すことを考えてみましょう。
1.思ったことをそのまま口に出さない
「ミチコちゃん。あのさぁ、俺とデートしない?」
はい、これ直球すぎー。
あなたの顔面が佐藤健レベルでないと、普通に断られますよね。
よって、あなたの思ったことをそのまま相手に伝えるのはNGです。
当たって砕けろ? いやいや、砕けちゃあダメでしょう。
あなたがポケモンのイシツブテでもない限り、むやみに自爆するのはやめましょう。
2.相手の頭の中を想像する
まずは、デートに誘いたいのをグッと堪え、相手の立場に立ちましょう。
例えばミチコちゃんが「パスタ好き」だとします。
「ははーん。ミチコちゃんは確か、パスタが好きだったな。これとデートを結びつけてみるか」
こういうことになるわけです。
ただしこれにはある程度の情報が必要です。ミチコちゃんのことを何も知らなければ、リサーチをしましょう。
さぁいよいよ大詰めですよ!
3.相手のメリットと一致するお願いをする
いよいよミチコちゃんにお願い(デートに誘う)です!
今までしっかり読んできたあなたには、どうやって誘うか、もうお分かりですね??
「ミチコちゃん!すっごい美味しいパスタ屋さん見つけたんだけど、今度一緒に行かない?」
で、出たー!!
相手のメリット(パスタ好き)と、自分のメリット(デート行きたい)が一致するお願いダァぁぁー!
これがYESを引き出す、魔法のお願い3ステップです!
要は、「自分がやりたいこと」と「相手がやりたいこと」が重なる部分を、提案してあげるのです。
「デートに行きたい」+「パスタ食べたい」=「一緒にパスタ食べない?」
それには、相手のメリットを考えることが一番大事なのですねー!
タメになったねー!!
③福島市のゴミ分別の話に戻ろう
さて、先ほどのYESをもらうお願い3ステップを、ゴミ分別の話に当てはめてみます。
1.思ったことをそのまま口に出さない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをする
まず、
1.思ったことをそのまま口に出さない
は簡単。直接「分別しろ」なんて言わないことです。
2.相手の頭の中を想像する
では次に分別をしない人の頭の中は、どういう考えなのかを想像してみましょう。
「分別がめんどくさい」
「分別してもご褒美があるわけじゃない」
「それなら分別しなくてもいいんじゃね」
「どうせ誰のゴミ袋かわかんねーし」
こういう発想でしょうか。
さて、こういう人とメリットが一致するようなお願いを考えてみましょう。
3.相手のメリットと一致するお願いをする
福島市は「ゴミ分別しない人の名前を公表する」と言いました。
つまり上記のゴミを分別しない人の頭の中の
「どうせ誰のゴミ袋かわかんねーし」
の部分を攻めたわけです。
ゴミを分別しない人の「自分のゴミ袋とバレたくない」という感情と一致させるお願いですね。
「分別してほしい」+「分別してないのは自分のごみ袋とバレたくない」=「分別しない人の名前公表」
これも効果はあるでしょうが、相手のメリットと一致させるお願いではありませんね。
どちらかというと、相手のデメリットを回避させるようなお願いの仕方です。
例:このサプリを摂取しないと、すぐにハゲますよ!
「サプリを買ってほしい」+「ハゲたくない」=「このサプリ買わないとハゲる」
しかし、果たしてこれは双方にとって気持ちのいいお願いと言えるのでしょうか・・・?
うまちゃん先生個人としては、「相手もしたくなるような」お願いをする方が結局は効果が高いような気がします。
諦めずにあらためてメリットと一致するようなお願いがないかを考えてみましょう。
「分別してもご褒美があるわけじゃない」
相手のメリットは、この部分に隠されている気配がありますね。
つまり、分別をすることで相手にもご褒美があるようにすれば良いのです。
④福島市を救うにはコレだ!!
さて、これは是非皆さんも考えてほしいのですが、うまちゃん先生は下記のようなルールを考えてみました。
ズバリ、これだ!
分別ができている地域は、住民税が100円安くなる。
おおー!(パチパチパチパチ)
ΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩΩ
説明します。
分別できていないゴミ袋については、ゴミ袋を回収しないわけですから、地域によってどの程度の分別ができているかを判断する目安になります。
分別ができていないゴミ袋の数が少なければ少ないほど、その地域は自治体への住民税を安くすれば良いのです。
反対に、分別できていないゴミ袋の数が多い地域は、住民税を増やすとか。
(でもこれはデメリットを回避させるお願いですから、気持ちのいいものではありませんね)
そうすることにより、もしかしたら「地域を上げて分別をしようぜ!」なんてムーブも起こるかもしれないですね。
なんせ、地域住民全員のメリットと一致しているんですから。
「分別してほしい」+「分別したらご褒美ほしい」=「分別がされている地域は住民税安くします」
実は他にも考えようとしましたが、僕は上記のものしか思いつかなかった。
他にご意見あれば、ぜひコメントで教えてほしいです!
⑤今日のまとめ!
相手からYESを引き出すお願いの3ステップは以下の通り!
1.思ったことをそのまま口に出さない
2.相手の頭の中を想像する
3.相手のメリットと一致するお願いをする
これをマスターしてあなたも今日からお願い上手だ!!
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うまちゃん先生でした。