#自己紹介5 Connecting The Dots
2009年、ターニングポイント
渋谷のIT企業COOから田舎の百貨店へ。
2008年リーマンショックを機に会社清算。自分も家族もまったく縁のなかった京都府北部、京丹後の小さな山間の村に飛び込んだ。
それまでおじいちゃん、おばあちゃんなんて仕事で見たことなかった。
それが田舎の小さな百貨店はおじいちゃん、おばあちゃんだらけ。
あまりに見慣れなさ過ぎて最初はどのおばあちゃんも同じ顔に見えた。
なんでITの世界からそんな田舎のお店へ?
都会が嫌で田舎に憧れたわけじゃないし(東京はもういいかな、関西がいいなとは思ったけど)、農業とか自給自足にも全然興味なかったし、その時はまだ息子も生まれてなかったから子育てもそこまで考えてなかったし、まして地域がどうとか考えることもなかった。
なんとなく。東京で普通にITの会社やってるのも面白くない。
はっきりした確信もなく。行ったこともないところで始める新しいビジネスも悪くない。
スティーブ・ジョブズも言っていた
Connecting The Dots 点と点をつないでみよう
87年にITの世界に入ってもう20年。
もともと技術を極めたくてITに入ったんじゃなかった。
ネットワークで色んなものがつながる世界に憧れて。
電話が遠くの人をつなぐようにコンピュータ同士をつなぐ仕事が始まり。
インターネットと出会ってからさらに世界は広がって。
シリコンバレーの会社で考えていたこと
「今まで出会えなかった人と人がつながれる」
なんでITの世界からそんな田舎のお店へ?って自分でもわからなかったし、人にも理解されなかったけど、なんとなくわかってきたのは
百貨店も人と人をつなぐ場所だってこと
コンピュータもインターネットもただの手段、つなげる本質は変わらない。
おじいちゃん、おばあちゃんつながるのにITなにも使ってないけれど百貨店の場所で人と人がつながっている。
小さな世界だけど、この小さな世界でリアルに人がつながる小さな百貨店の仕事が実は面白かった!
なにでつながるかなんて関係ない。つながること自体が面白い。
ということで始まった【田舎の小さな百貨店の物語】はこちらでぼちぼちと。
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