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田舎の小さな百貨店

#日本一小さな百貨店の物語

つねよし百貨店は
田舎の小さな百貨店なので
近くのお野菜しかありません。
遠くから仕入れたりできないし、
その時季に採れる野菜しかないのです。
節分冬中、
丹後はまだまだ寒いけど、
春はすぐそこに。

農家さんが持ってきてくれたフキノトウ
袋を開けたら、ふわっとハルの香り!
たった2袋だけの貴重な初モノ。
なぜかしら、初モノは美味しいのです。
だんだん暖かくなって、
山の山菜も待ち遠しい。

コンニャクは冬の食べもの。
暖かくなってくるとコンニャクの季節はおしまい。
黒いのは蒟蒻芋の皮を練り込んだ
皮こんにゃく。
白いこんにゃく5、60枚に5、6枚しか
できない貴重なこんにゃく。
お刺身で頂くと土の中の芋の味がします。

今日から2月。
ちょうど冬と春が出会う百貨店です。

つねよし百貨店
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京都北部の山あいの小さな集落にただ1軒の小さな百貨店から田舎の日常を書いています。子供達に豊かな未来を残すためにサポートよろしくお願いします!