ミニマルな保険証ケースができるまで①最初はお年寄り用でした
こんにちは、ULYSSES広報担当の長澤です。
いつもULYSSESのSNSをご覧頂いている方はすでにご存知かもしれませんが、今、新商品をいろいろ試作しまくっています!
その1つである「保険証ケース」が、いくつもの試作を経て、そろそろ完成に近づいてきたので、これから少しずつ開発記をご紹介していこうと思います^^ 今日は、開発のきっかけをお話しします!
お年寄りに優しい通院グッズを作りたい!
保険証ケースを作ろうと思った一番最初のきっかけは、高齢で認知症のある親を一人で病院に行かせるのが心配だというエンゾー店長の話からでした。
エンゾー店長「最近オフクロが、保険証やら病院の診察券やらを片っ端からなくすんだよね。そういうものをまとめたケースは持ってるんだけど、受付でカードを取り出して窓口の人に渡して、あとで返却された時に、面倒くさがってケースに戻せない。で、いつの間にか紛失してしまう。もういっそ、いちいち中身を出さずに、まとめてポンと窓口の人に渡せるような一覧性の高いケースがないかな…」
こんな悩みから、エンゾー店長は次の3つを満たすケースを探していました。
1.通院に必要なものがすべてひとまとめで持ち出せるもの
2.保険証や診察券を失くしにくい工夫があるもの
3.受付で保険証などを提示しやすいもの
あちらを立てればこちらが立たず
この3つのポイントを念頭に、市販のケースをあれこれ調べましたが、希望の条件にぴったり合うケースはなかなか見当たりません。どうやら、一般的なお薬手帳のサイズ(A6)と、病院の診察券や保険証などのカードサイズの相性が良くないのです。
カードを縦に2枚ならべたサイズの手帳だと、お薬手帳が大きすぎて入りません。
反対に、お薬手帳に合わせたサイズのケースは、縦の長さがカード2枚分よりもだいぶ大きいので、カードを収納する部分にゆとりがありすぎてやや違和感があり、知らぬ間にカードが抜け落ちていることも…
また、後期高齢者医療被保険者証などが、薄い一枚の紙という形状で発行されているため(地域によっては硬いカードですが)その収納がしにくいものも多く、高齢者にとっては出し入れの難しさが問題でした。
もうこれは作るしかない!そうしてULYSSESオリジナルの保険証ケース企画が始まるのです。
次回、「保険証ケース開発記②そしてバトル勃発!?機能重視VS携帯性」お楽しみに!